約 1,013,868 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/612.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343748951/ 1 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 00 35 51.69 ID 2/2/1QCto 前スレ 【咲SS】 京太郎「岩手に引っ越すことになった」 咲「その3」 【安価】 http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1343567114/ ・このスレは咲-saki-の空気雑用こと須賀京太郎を主人公にした安価SSスレです。空気って生きてく上で必須なものだから…(震え声) ・スレタイにあるように、舞台は岩手の宮守高校麻雀部です。このスレでは共学。 ・ぶっちゃけこの板の某やきうスレに影響を受けまくってます。イッチが怒ってなくて良かったよー SSWiki http //ss.vip2ch.com/jmp/1343748951 2 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 36 44.40 ID 2/2/1QCto ・主要なパラメーターに「好感度」と「麻雀力」があります。一定値を超えるとイベントが発生。 ・パラメーターは非公開です。 ・パラメーターはイベントの他、後述のコンマ補正にも影響します。 ・主人公である須賀京太郎は、一日2回安価で行動することができます。 ・安価は基本自由ですが、あまりに無茶であったりする場合は下の安価を採用します。 ・自由安価は内容次第で5段階の難易度に振り分けられ、これを元に好感度や麻雀力の補正を加えてコンマ判定を行います。 難易度 激高 (大失敗:00-19 失敗:20-79 成功:80-99) 難易度 高い (大失敗:00-09 失敗:10-49 成功:50-89 大成功:90-99) 難易度 普通 (失敗:00-29 成功:30-79 大成功:80-99) 難易度 低い (失敗:00-19 成功:20-79 大成功:80-99) 難易度 極低 (失敗:00-09 成功:10-79 大成功:80-99) 3 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 37 55.92 ID 2/2/1QCto ・基本的な安価行動として「全体特訓」と「個別特訓」が存在します。 ・前者は成功すると麻雀部員全員の麻雀力がアップ、後者は選択したキャラクターの好感度がアップし、さらに成功で京太郎と選んだキャラクターの麻雀力がアップします。 ・いずれも難易度は「低」となっています。参考までにどうぞ。 ・現在の好感度は豊音>シロ>胡桃>エイスリン>塞。まだまだ接戦。 4 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 38 50.53 ID 2/2/1QCto 【エンディング関連】 ・安価でキャラクターに告白を行うことができます。 ・好感度ランク0、1→告白自動失敗。難易度「激高」判定を行い、成功or大成功で好感度上昇。 ・好感度ランク2→難易度「高」で判定。大失敗以外なら好感度上昇。 ・好感度ランク3(MAX)→難易度「低」で判定。つまりほぼ失敗しない。失敗でも好感度上昇。 ・スレ終了時彼女がいるとそのキャラクターの個別エンド。好感度ランク、大会結果によってEDが分岐。 ・彼女状態なら様々な判定にプラス補正がかかる ・スレ終了時、誰にも告白しておらず、好感度ランクMAXの娘が複数いる場合、各キャラに難易度「高」で判定、成功したキャラによるハーレムEDとなります。 ・但し5人全員3段階目は相当厳しいと思われます。個人戦で勝てば勝つほど全員の好感度にボーナスが入る仕様なので、勝ち進めばあるいは。 ・個人戦に関しては全国出場も結構ギリの難易度設定です。あくまでメインは団体戦。 5 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 42 01.39 ID 2/2/1QCto ・告白やその他の重要安価の時のみ範囲安価による多数決を行うことがあります。 ・「京太郎がバラバラにされて殺される」とか。こんな安価取るなよ(迫真) ・基本雑談やネタ投下は大歓迎の構え。面白そうだと感じたら小ネタとして投下したりもします。 ・本編投下やアナウンスの際にのみトリップを付けるので、雑談その他小ネタをスルーしたいなら抽出していただければと思います。 6 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 45 58.82 ID 2/2/1QCto ・ここまでの流れまとめ プロローグ はじめに出会った人→姉帯さん 始めての麻雀→判定失敗 1日目 姉帯さんと散歩→成功 胡桃ちゃんと喫茶店でお茶→成功 2日目 宮守メンバーと麻雀しつつお喋り、余ったシロは京太郎の膝の上で充電という名のだらだら→成功 姉帯さんと特訓→失敗(豪盲牌) 豊音好感度ランクアップ 3日目 胡桃と特訓するぞ!特訓するぞ!特訓するぞ!→成功 塞と特訓→成功 4日目 エイちゃんと特訓→大成功 塞の麻雀レッスンを受ける→成功 5日目 シロと特訓して添い寝→大成功 シロ好感度ランクアップ 皆でプールに行こう(提案)→大成功 6日目 エイスリンと練習→成功 エイスリン好感度ランクアップ 豊音先輩と特訓→大成功 7日目 シロとだらだら→成功 塞さんと特訓→成功 8日目 トシ先生との出会い 強化→失敗 全体特訓→成功 全員でお茶会→成功 胡桃好感度ランクアップ 9日目 塞と特訓するぞ×3→成功 塞好感度ランクアップ 立派なお餅をお持ちのとよねぇにマッサージをしてあげよう(提案)→成功 10日目 みんなで特訓→失敗 次回以降の(性的な)マッサージにマイナスの補正がかかる 胡桃とお出かけ(喫茶店)→成功 11日目 咲さん来襲(京ちゃんにラッキースケベイベント発生。なお押し倒して乳とか揉んだその瞬間に「来ちゃった」と満面の笑みで咲さんが扉を開ける模様)→??? (以下安価次第) ・日程は大会までの猶予14日→団体戦が5日→個人戦2日→全国までの猶予〇〇日→全国大会→ロスタイム ・〇〇は7日くらいを想定しています。合宿イベントとか挟めればいいな。 7 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 48 37.50 ID 2/2/1QCto 【試合進行解説】 例 片岡(ランクB) 神代(ランクB+) 上重(ランクC) シロ(ランクA)の対戦の場合 (スキルは無視) ・まず最低ランクである上重を基準に、補正を決定します。ランク差1毎に補正+5。 ・これにより、片岡に+15、神代に+20、上重に±0、シロに+30、と補正が決定されます。 8 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 51 50.58 ID 2/2/1QCto ・闘牌シーンでは --- 東一局 片岡 1 神代 2 上重 3 シロ 4 打点 5 --- のように安価を出します。 1-4のコンマの数値+補正の値が「和了判定」となります。 ・和了判定の大小で和了者を決定。 ・和了判定が奇数で自摸和、偶数で栄和となり、栄和の場合は「和了判定」最小のものから点数を奪います。 ・打点はコンマと打点を対応させた表(後述)を用いて計算するものとします。 9 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 00 55 33.04 ID 2/2/1QCto ・ちなみに実際に 1-4で計算すると、 片岡69+15 神代40+20 上重92 シロ53+30 となり、上重の和了。 判定の数値が偶数なので神代からの栄和となります。 5の打点判定は39なので3900点。 ・同点の場合はコンマで再判定。 ・打点表は以下の通りです。 00-09 1000 10 10-24 2000 15 25-44 3900 20 45-64 5200 20 65-79 8000 15 80-89 12000 10 90-95 16000 6 96-98 24000 3 99 32000 1 15 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 01 01 09.51 ID 2/2/1QCto ・これを繰り返して試合を進行します。 ・ぶっちゃけ全試合全局これをやってる余裕は多分ないので、 基本は 1がこのルールに基づいて乱数表で闘牌シーンを作り、重要な場面のみ安価で参加という形になると思います。 ・個人戦オーラス、大将戦オーラスで勝ち抜けに必要な条件がある時のみ、和了判定後に必要な得点に応じて難易度判定。 18 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[] 投稿日:2012/08/01(水) 01 02 44.33 ID 2/2/1QCto 【スキルについて】 先程の判定はスキル無視で行いましたが、 例えば片岡選手のスキル【東場の王】は東場の和了判定に+30、打点判定に+10の補正を加えるスキルなので このスキルを無視しない場合、和了は片岡の自摸和となり、打点も上昇して2600オールとなります。 もちろん神代にも上重にもスキルはあるのですがここでは割愛します 以上、テンプレでした。 43 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 11 08 03.31 ID 2/2/1QCto 【京太郎の入れてきた紅茶を皆で飲みつつご飯】 塞「それじゃ、お昼にしよっか!」 塞「今日は須賀君が紅茶を入れてくれるんだって?」 京太郎「はい!」 京太郎「師匠が良い茶葉を送ってくれたので、先輩方に是非味わってもらいたいと思いまして」 エイスリン「タノシミ!」キラキラ 豊音「うん、ちょー楽しみだねー」ワクワク 京太郎「じゃ、入れて来ますねー」 ……… 京太郎「お待たせしましたお嬢様方」 京太郎「こちら、ダージリンのセカンドフラッシュになります」 京太郎「ストレートでも良いですけど、ミルクティーにして飲むのがおすすめです」 京太郎「胡桃先輩、ミルクティー好きでしたよね」 胡桃「う、うんっ」 胡桃(覚えててくれたんだ…) 京太郎「あ、スコーンも焼いてきたので、よろしければ一緒にどうぞ!」イケメンスマイル 塞(変なスイッチ入っちゃってるよこれ!?) ……… 塞「紅茶には詳しくないけど、ホント美味しいわこれ…」ホウ 豊音「うん、すっごく良い香りだよー」 エイスリン「……」カキカキ バッ ミシュランっぽい三つ星 京太郎「先輩、それは褒め過ぎですって」アハハ シロ「……」ムグムグ シロ「スコーンも美味しい…」 シロ「褒めてつかわす……」 京太郎「ありがとうございます、光栄です」キリッ 京太郎「物食べてる時のシロ先輩ってちょっと小動物っぽくて可愛いですよね」 豊音「あはは、わかるかもー」 京太郎「また作ってきますよ!」 シロ「ん…」 シロ「ありがとう……」 シロ(可愛い…ねぇ…) 50 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 11 37 19.66 ID wg8YZvz70 合宿の話 55 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 13 30 48.23 ID 2/2/1QCto 50 胡桃「…というわけで、県予選を勝ち抜いたら強化合宿をするよっ!」 塞「取らぬ狸の皮算用にならなきゃいいけど…」ハァ 京太郎「えーっと…」 京太郎「俺も付いて行って大丈夫なんですかね?」 京太郎「女の子達の中に男一人ってマズいんじゃ…」 エイスリン「……」ブンブン エイスリン「スガクン ナカマ!」 エイスリン「ダイジョウブ!」グッ シロ「……」 シロ「変なこと…しないでしょ…?」 塞(へ、変なことって…///) 豊音「須賀君のこと、信用してるんだよー?」アハハ 京太郎「先輩…」 京太郎「ありがとうございます、すっげー楽しみです!」 京太郎「県予選、全力で応援します!」 胡桃「須賀君も個人戦、頑張らなきゃダメだからねっ!」 まったりペースでやるのもええなぁ 57 57 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 13 32 22.91 ID FQ1tED7ho おや、咲さんの様子が……? 61 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 13 40 29.33 ID ynDjqPGso おもちこねこね犯をどうして信用できるんですかねぇ・・・ 68 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 13 59 53.12 ID 2/2/1QCto 61 だからこそあえて姉帯さんに言わせたんや。天使やからな! 【おや、咲さんの様子が…?】 [清澄高校 部室] 咲「京ちゃん…」 咲「ごめんね、京ちゃん…」 咲「あんなこと、言うつもりじゃなかったのに…」グス [部室外] 優希「咲ちゃん、バカ犬がいなくなってからずっとああだじぇ…」ヒソヒソ 和「そうですね…」 和(ライバルが減ったと思ってましたけど) 和(あんな状態の宮永さん、見ていられません) 和(…仕方ありませんね)ハァ 69 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 12 39.36 ID 2/2/1QCto [部室] 和「おはようございます、宮永さん」ガチャ 咲「!…おはよう、原村さん」ゴシゴシ 和「……」 和「また、泣いてたんですね」 咲「…うん」 和「…そろそろ、須賀君のこと、忘れたらどうですか?」 咲「わ、忘れられないよっ!」 咲「京ちゃんは私にとって、大切な…っ!」 和「でもメールは受信拒否、なんですよね」 咲「だって、今更なんて言えば…」 咲「別れ際にあんなこと言っちゃって」 咲「最低だよ私…」 74 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 23 43.43 ID 2/2/1QCto 和「……」スッ 和「…ここに、盛岡行きの新幹線のチケットがあります」 咲「!?」 咲「そ、それって…」 和「勘違いしないで下さい」 和「私は宮永さんに、そんなコンディションのままIHに臨んで欲しくないんです」 和「だから、これは私の我儘です」 和「受け取って下さい!」 咲「む、無理だよ!会いになんて行けないよ!」 咲「絶対京ちゃん怒ってるもん!」 和「そうやっていつまでも逃げ続けるんですか!?」 和「一生彼の思い出に縛られたまま生きていくつもりですか?」 和「お願いです、宮永さん…」 和(そのままだと、私が宮永さんと結婚出来ないじゃないですか…) 咲「……」 79 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 30 40.95 ID 2/2/1QCto 咲「…切符代は、今度返すね」 和「いえ、それは」 咲「ううん、これは私のケジメだもん」 咲「ありがとうね、原村さん」ニコッ 和(あ、これ天使ですわ) 咲「じゃあ、私行ってくる!」 咲「部長達によろしくね?」 和「はい!」 和「頑張って下さいね、宮永さん!」 和(そして最後は私のところに戻ってきてくださいね!) 優希(か、会話に入れなかったじぇ…) ということで、咲さんが元気になったよ!って話。魔王なんてなかった なおここから 咲さん来襲(京ちゃんにラッキースケベイベント発生。なお押し倒して乳とか揉んだその瞬間に「来ちゃった」と満面の笑みで咲さんが扉を開ける模様) に繋がります。マジかよ 81 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 33 11.27 ID 0ttnYEy0o 京ちゃんが、着信拒否する要素が、プロローグにない件 IPS細胞は、理論上可能だけど 実用化はされていないし 83 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 34 56.25 ID 2/2/1QCto 半ば本編みたいなもんやったしトリ付けても良かったかも。 81 受信拒否は咲さんの方なんや。わかりにくーてすまんな 85 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 39 36.32 ID BKCs9utno 咲さん可愛いやん 大丈夫、押し倒して乳もんだくらいならなんとでもなる(震え声) 86 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 41 44.89 ID g0UtB21F0 でも、咲さんからしてみれば、酷い事言っちゃったって気にしてたのに 転校先で京ちゃんはそんなこと気にした様子もなく他の女の子とイチャこいてんだもん そら、そう(魔王化)なる 87 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 43 24.05 ID 2/2/1QCto 85 酷い安価をありがとう! 86 確かにな… 安価で咲さん感情判定とかやるか… 最後の小ネタ安価 90 か、軽めのがいいな(切実) 1(水) 14 44 21.36 ID ufQDlCXO0 魔王が来る前に合宿(岩手県外)に逃げよう 90 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 44 22.21 ID joi4SazWo タコスを作ってきて皆に振る舞うも、つい優希との思い出話を楽しそうに話して宮守メンバーが嫉妬 92 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 46 55.29 ID 2/2/1QCto 90把握。あんまり軽くなかった 時間掛かりそうやから本編の全体特訓辺りに挟むことになるかもしれんが、気長に待ってくれー 97 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2012/08/01(水) 14 57 23.20 ID 2/2/1QCto そういやラッキースケベの対象決めてなかったね なんとなく塞ちゃんかシロにしようと思ってたけど 100 100 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 14 58 40.35 ID x/no6Cayo 塞 226 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 21 46 37.01 ID 2/2/1QCto 【咲さん来襲】 【京ちゃんにラッキースケベイベント発生。なお押し倒して乳とか揉んだその瞬間に「来ちゃった」と満面の笑みで咲さんが扉を開ける模様】 【対象→塞】 [部室] 京太郎(うーむ、少し早く来すぎたかもしれないな) 京太郎(あ、でも鍵は開いてるっぽい) 京太郎「おはようございます!」ガチャ 部室に入ると、そこには塞先輩の姿があった。 読んでいた本をサッと後ろに隠して、すこし焦ったように話しかけてくる。 塞「お、おはよう須賀君。今日は早いんだね!」 京太郎「ハハ、なんだか早く目が覚めちゃいまして」 京太郎「塞先輩こそ、いつもこんなに早くから来てるんですか?」 塞「うん、家が近いからねー」 塞「シロに鍵開け任せるのも不安だし」クス 京太郎(確かに若干不安だ…) 京太郎(でも、ダルいダルいって言いつつ、ちゃんと時間通りに来るんだよな…) 京太郎「じゃあ明日から俺もこの時間に来ようかな」 京太郎「塞先輩とこうやって二人きりで話せるのって、三文どころじゃなく得だし」ハハ 塞「も、もうっ!」// 231 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 21 50 53.32 ID 2/2/1QCto 京太郎「そういやさっき、何か隠してませんでした?」 塞「!?」 塞「な、何でもないよ。ただの小説!」 塞(恋愛小説、それも先輩後輩ものだなんて言えない…) 京太郎(ふんふむ…) 京太郎(人が隠そうとしてるものを無理やり見るほど趣味は悪くないが) 京太郎(慌てる塞先輩って新鮮だよな…) 京太郎(よし、もうちょっとからかってみるか!) 京太郎「なら隠さなくても良いじゃないですか、見せて下さいよー」 塞「だ、だめっ!」 京太郎「う、うぉっ!」 身を捩って逃げようとした先輩共々バランスを崩し、 二人してソファーに倒れこんだ。 むにゅっ …図らずも先輩の胸に顔を埋める形になる。 塞(へ?……は?……うぇっ!?) その時、ノックの音がした。 244 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 21 59 08.65 ID 2/2/1QCto [咲side] 咲「ここが京ちゃんの新しいお家かぁ…」 盛岡のカラオケボックスで一夜を過ごし、 地図を頼りに京ちゃんの家に辿り着いたのは早朝のことだった。 咲(ちょ、ちょっと早すぎたかなぁ) 咲(どこかで時間を潰してから来れば良かったよ…) だが、周囲に時間を潰せそうな施設はない。 意を決してチャイムを鳴らす。 ピンポーン ???「はーい!」 …出てきたのは京ちゃんではなく、京ちゃんのお母さんだった。 京母「あら?咲ちゃん?」 京母「どうしてここに?」 正直に言うと引かれそうだ。 咲「ちょっとこちらの方に来る用事があったんで、折角だから京ちゃんに会いたいなって…」 京母「あらあら、あの子も隅に置けないわね~」 京母「でもあの子、今日は珍しく早くから部活に行っちゃったみたい」 さっそくのすれ違いだ。少し不安になる。 咲「……部活、やってるんですね」 京母「ええ、こっちの高校にも麻雀部があったんだって」 咲「!」 麻雀、続けてるんだ。 京母「最近頑張ってるみたいよ?」 京母「いんたーはい?って大会の個人戦に挑戦するんだーって」 咲「そうなんですか…」 ……… おばさんが家で待つように薦めてくるのを丁重に断り、京ちゃんの通う高校の名前と場所を聞く。 京母「ええ」 京母「"宮守高校"って言うの。場所は…」 258 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 06 04.99 ID 2/2/1QCto 咲「ここが部室…だよね」 閉じたドアの前で深呼吸をする。 怖い。 京ちゃんに拒絶されるのが怖い。 今にも逃げ出しそうになる。 咲(ううん、逃げちゃダメっ) 咲(原村さんだって、応援してくれたんだから!) 笑顔を作る。 昔、京ちゃんが「可愛い」って褒めてくれた笑顔だ。 ノックをする。人の気配はある。 ドアを開けた。 精一杯明るい声で言う。 「京ちゃん、来ちゃっ…」 265 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 07 51.11 ID 2/2/1QCto 咲 感情判定 難易度 ??? 270 290 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 10 27.78 ID 2/2/1QCto 判定→失敗 327 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 16 48.72 ID 2/2/1QCto [咲side] 京ちゃんが、綺麗な女の子の胸に顔を埋めて抱き合っていた。 何か大切な物が砕けた音がする。 無理に作った笑顔がそのまま顔に貼り付いた。 京太郎「さ、咲!」 慌てて立ち上がる京ちゃん。 咲「ごめんね、京ちゃん、来ちゃったぁ」ニコ 咲「でも、お邪魔だったみたいだね」ニコニコ 348 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 21 28.74 ID 2/2/1QCto こっちのルートはSAN値が削られるから書きたくなかった(こなみ) 判定はお察しの通り結構厳しいものでしたが…まぁ25じゃ(成功は)与えられねーわ というわけでご期待通りの魔王ルートです。 全国で出会って、京太郎を巡る恋のライバル的な存在になる感じで構想練ってたのになぁ…(遠い目) ちょっと長くなりそうなんで、書きためてきます 356 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 24 06.92 ID 2/2/1QCto 折角だからもう一人の犠牲者(予定)決めとこうか 練習も兼ねて闘牌シーン描きます 360 368 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 25 54.04 ID 2/2/1QCto 胡桃ちゃんまだあんまり強くないんやで…把握しました 365 成功or失敗の特殊判定です 371 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 26 25.89 ID 2/2/1QCto 366 コンマでチャンスを与えたから良いかなぁと 407 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 36 25.95 ID 2/2/1QCto まぁ麻雀で勝てば咲さんも我に返るよ多分(適当) じゃあ犠牲者二人(予定)と京太郎と咲さんのスペックを解説しておきます 臼沢塞 麻雀力A- 【塞の神】 [オカルト][A] 局の初めに対局相手を一人選び、その[オカルト]能力を無効にするとともに和了判定に-10の補正。 但し相手のランクに応じて、以降の対局の自身の和了判定にマイナスの補正がかかる。ランク差が大きいほど補正は大きくなる。 このマイナス補正は重複する。 鹿倉胡桃 麻雀力C+ 【カクラサマ】 [オカルト][P] 和了判定が偶数の時その判定に+30。自身の和了時打点がワンランク下がる。 須賀京太郎 麻雀力C 【なし】 なし 宮永咲 麻雀力S+ 【咲】[オカルト][P] 和了判定が4の倍数の時に発動。この局の自分の和了判定順位を「1位」に修正し、打点判定ワンランクアップ。 430 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 40 23.83 ID 2/2/1QCto 正直姉帯さんのスキルならチャンスあったかもしれないですけどね… あ、飛んだらペナルティあるから気合い入れていこう 咲さんのスキルの「栄和と自摸和は選択出来る」が抜けてました。申し訳ない 458 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 48 26.48 ID 2/2/1QCto [塞side] この子は、何なのだろう。 須賀君のことを「京ちゃん」って呼んだことも気になるけれど、 それ以上に初対面の豊音から感じた以上のプレッシャーを感じる。 ダメだ、怖い。 胡桃「塞、おっはよー…って誰っ!?」 胡桃が来てしまった。 須賀君に「咲」と呼ばれたその少女が笑う。 「4人、揃いましたね…」 「よろしければ、打ちませんか?」ニコ --- 席順はこっちでランダムで決めてまうでー 492 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 55 57.29 ID 2/2/1QCto まぁ闘牌シーンの練習にもなって丁度いいな(震え声) 最低ランクの須賀がランクCなので、 鹿倉に+5 宮永に+50 臼沢に+25の補正が入ります --- 東一局 親 鹿倉 鹿倉 500 宮永 501 臼沢 502 須賀 503 打点 504 500-504で 使う が3を超えた場合、塞の能力発動 545 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 22 59 43.92 ID 2/2/1QCto 「使う」が3「以上」ね間違えた そして流石の魔王 鹿倉84+5+30 宮永99+50 臼沢89+25 須賀62 5200点 自摸和 570 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 04 39.65 ID 2/2/1QCto 咲「自摸。1300、2600」 咲「次は、私の親番ですね」ニコ 塞(早い…) 胡桃(手は悪くなかったのにっ!) 途中経過は載せてると時間掛かりそうなので内部集計とします 東ニ局 親 宮永 鹿倉 573 宮永 574 臼沢 575 須賀 576 打点 577 573-577で 使う が3以上の場合、塞の能力発動 601 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 08 29.16 ID 2/2/1QCto 588ありー 鹿倉13+5 宮永69+50 臼沢75+25 須賀83 打点93 24000 宮永 鹿倉から栄和 24000 鹿倉トビ 646 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 14 25.86 ID 2/2/1QCto 調整はするけど、基本このルールで行くやでー --- 咲「ロン、24000」 胡桃「へっ!?」 咲「聴牌気配、感じられなかったんですか?」ニコ 咲「トビですね、鹿倉さん」ニコニコ 胡桃「えっ…嘘…」 胡桃(何これ…こんなの知らないっ!) 京太郎「お、おい、咲!」 咲「何かな、京ちゃん?」ニコニコ 661 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 17 27.61 ID 2/2/1QCto 流石に 430は酷かったね 自摸和と栄和選択可能なのは以後スキル【咲】発動時のみにしよう。この対局はもう終わりやけど ちなみに本来はランクSの咲さんが判定失敗によってS+になった模様 668 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 19 46.81 ID 2/2/1QCto まぁ所謂負けイベントでした。続き書こう 塞のスキル発動についてはもうちょっと考えたほうがいいみたいですね 690 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 25 00.23 ID 2/2/1QCto 京太郎「お前、どうして、そんな麻雀…」 咲「ん?」ニコ 咲「私はいつも通り打っただけだよ、京ちゃん」ニコニコ 咲「鹿倉さんが弱過ぎるんじゃないかなぁ」ニコニコ 胡桃「~~~ッ!」ナミダメ 咲「京ちゃんもこんな部活で、女の子とイチャついてるだけじゃ、絶対強くなれないよ?」ニコニコ 727 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 36 43.51 ID 2/2/1QCto 咲「聞いたよ、個人戦、出るんでしょ?」ニコニコ 咲「ほら、私とおいでよ、京ちゃん…」ニコニコ 咲「強くなりたいんでしょ…?」ニコニコ 京太郎「………」 京太郎「"お断り"だよ、咲」 京太郎「俺はもう宮守高校の麻雀部員だからな」 京太郎「先輩達と強くならなきゃ、意味がないんだ」 塞「須賀君……」 咲「……そう」 咲「そっかぁ」ニコニコ 咲「京ちゃん達は、私の、私達清澄の敵なんだぁ」ニコニコ 京太郎「……ああ、そうだ」 咲「…先輩達も、IH出るんですよね?」 胡桃「……」 咲「もし万が一全国に出られるような事があったら…」ニコニコ 咲「二度と立ち上がれないくらい、潰してあげますよ」ニコォ 胡桃「……!」ゾクッ 咲「じゃ、またね!京ちゃん」ニコ 765 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 45 36.20 ID 2/2/1QCto なんでヤンデレ咲さん書いてる時ってテンション上がるんだろ 後で反動で死にかけるのに。吐きそう 胡桃はトビペナルティで麻雀力がダウン、更に3日間彼女に関する判定難易度がアップします。 こ、これからフォローするから… 789 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 51 48.37 ID 2/2/1QCto 京太郎「あの、胡桃先輩…」 胡桃「やめてよ…」 胡桃「慰められても、惨めになるだけだもん…」 京太郎「……」 京太郎「いえ、慰めません」 京太郎「俺達はただ、弱かったんです」 京太郎「だから、一緒に強くなりましょう、先輩」 胡桃「……」 胡桃「ごめんね」 胡桃「そんなにすぐには、切り替えられないよ…」 胡桃「ごめん、今日は帰るねっ」ダッ 京太郎「先輩…」 798 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 53 57.03 ID 2/2/1QCto だって、成長前だし、相手強化されたラスボスだし、姉帯さんいないし勝てるわけないじゃん… 因みにぼくは今自己嫌悪でいっぱいです 咲さんほんとごめん… 809 名前: ◆ttR5sQ5ZGLqG[saga] 投稿日:2012/08/01(水) 23 58 28.34 ID 2/2/1QCto 11日目 午後 京太郎「……」 塞「……」 豊音(く、空気が重いよー…) 何をする? 815 いや、安価まで空気読む必要はないでー 815 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/08/01(水) 23 59 21.26 ID PDwujEp9o 皆で特訓するぞ!特訓するぞ!特訓するぞ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/574.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343112345/ 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 15 45 45.79 ID 1LnFi1+X0 京太郎「そんなわけで共学になったばかりの宮守高校にやって来たのだ」 京太郎「早速麻雀部の見学に行ってみるか…」 麻雀部部室 京太郎「すみません、見学希望の者ですけれどもー」 部室にいたのは誰? 5 宮守メンバーでよろしく。無効安価は下で 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 15 47 32.52 ID kKt5IjqG0 エイスリン 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 03 30.89 ID 1LnFi1+X0 部屋の中にいたのは、まるで妖精のような金髪美少女だった。 京太郎(おお、外人さんだ。可愛い人だなぁ) 京太郎「あー、麻雀部に入部したいと思ってるんですけど、見学って出来ますか?」 エイスリン「……」カキカキ 腕で丸を作る人の絵 京太郎「…これは見学OKってことでいいんですかね」 エイスリン「ハイ!」コクコク 京太郎(よかった、日本語通じるみたいだ) 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 15 25.86 ID 1LnFi1+X0 京太郎「長野から転校してきた須賀京太郎です。よろしくお願いします!」 エイスリン「スガキョウタロー?」 京太郎「はい」 エイスリン「ワタシハAislinn Wishartデス、ヨロシク」 京太郎「エイスリンさんって呼べばいいですか?」 エイスリン「……」バッ さっきのOKっぽい絵を前に差し出す 京太郎「…了解です、エイスリンさん」 (なんでスケッチブックなんだろう?上手いけど) 22 名前: 18 いいなぁそれ[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 26 47.24 ID 1LnFi1+X0 京太郎「他に何人くらい部員の方はいらっしゃるんですか?」 エイスリン「……」カキカキ ダルそうな子、小さい子、頭にお団子を乗せた子、大きい子の絵 京太郎「つまりあと4人いるってことですか?」 エイスリン「……」コクコク 京太郎(清澄と人数は同じなのか) 京太郎(しかし慣れてきたとはいえ会話のテンポが掴みづらいな) 京太郎(ここは何か話題を振ってみるか) 23 23 名前: 忍法帖【Lv=19,xxxPT】 [] 投稿日:2012/07/24(火) 16 27 30.62 ID ZSbwcuKi0 好きな食べ物とか 27 名前:好物とか適当や[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 37 17.91 ID 1LnFi1+X0 京太郎(とりあえず無難なところで攻めてみるか) 京太郎「エイスリンさんの好きな食べ物って何ですか?」 エイスリン「……」カキカキ サンドイッチの絵 京太郎「サンドイッチ美味しいですよね。俺も好きですよ」 京太郎「サンドイッチとはちょっと違いますけど、前いた高校にはタコスが大好きな奴がいて、タコスが尽きると人間の形が保てないって言ってました」 エイスリン「……」クスクス 京太郎(笑った!超かわいい!) 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 42 13.19 ID 1LnFi1+X0 京太郎(うん、結構良い感じに会話できたな) タッタッタ 京太郎(お、足音だ) 京太郎(誰か来るのかな) 誰が来た? 30 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 42 44.65 ID 1LnFi1+X0 ごめん 33 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 43 43.16 ID Z+karbe70 塞ちゃん 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 16 55 44.48 ID 1LnFi1+X0 塞「遅くなっちゃってごめんね、エイスリンさん…」 塞「って男の子!?」 京太郎「は、はじめまして、見学希望の須賀京太郎です!」 (おお、お団子だ) 塞(ああ、そういえば何故か共学になったんだっけ…) 塞「コホン、麻雀部3年、臼沢塞です、よろしくね」 塞「部活のメンバーはあと3人いるんだけど、来るまで時少し時間がかかりそうなんだよね」 塞「だから部活開始はもうちょっと待っててくれるかな」 京太郎「はい、大丈夫です!」 42 名前: 38 そういうものとして読んでください[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 03 28.73 ID 1LnFi1+X0 エイスリン「……」カキカキ 三麻の絵 塞「あー、三麻して待ってるのもいいかもね、どうする?須賀君」 京太郎(おお、いきなり牌に触れるのか。清澄では基本雑用だったから嬉しいな) 京太郎「じゃあよろしくお願いします!」 塞「おお、元気だね。じゃあはじめよっか。手加減はしないよ?」 エイスリン「ヨロシク!」 結果 43のコンマで判定 0~50 当然のラス 51~80 健闘して2位 81~99 まさかのトップ 内部で処理してる好感度に関わるよ 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 13 10.40 ID 1LnFi1+X0 結果→ラス (好感度変動なし、以後は好感度変動について特にアナウンスしません) 京太郎(エイスリンさんの聴牌スピードについていける気がしなかったぜ…) 京太郎(塞先輩も要所でエイスリンさんを躱して点棒を拾ってたし) 京太郎「お疲れ様でした。先輩方強いですねー」 塞「ふふっ、ありがとう。でも須賀君もリーチまでは辿りつけてたしあと一歩だったと思うよ」 エイスリン「……」コクコク 京太郎(フォローが逆につらい…) 京太郎(俺も強くなりたいなぁ) 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 22 09.50 ID 1LnFi1+X0 ダルイ…ソ-ユ-ノイイカラテンスウシンコク!チョーカワイイヨー 塞「あ、ちょうどみんな来たみたいだね」 胡桃「ただいま!」 姉帯「ただいまー、遅くなっちゃったよー。ごめんねー」 シロ「ただいま…」 姉帯「うわぁ、金髪のヤンキーさんがいるよー!?」 京太郎(ヤンキー!?) 胡桃「こらトヨネ!初対面の人に失礼でしょ!」 シロ(ダルい…) 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 29 48.55 ID 1LnFi1+X0 京太郎「麻雀部の活動を見学しに来ました、1年の須賀京太郎です。よろしくお願いします!」 京太郎「あ、俺はヤンキーじゃないですよ」 姉帯「ご、ごめんねー。怒っちゃったよねー…。金髪の男の子なんてテレビでしか見たことがなかったんだよー」グスグス 京太郎「いえ、全然怒ってないですよ!」アセアセ (しかし背が高い人だな…2メートル近いんじゃないか?) 姉帯「ほんとー?」 京太郎「はい、本当です」 姉帯「よかったよー。3年の姉帯豊音だよー。よろしくねー」 64 名前:きっと揃って近くの大学に進学するからぼっちじゃないよー[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 40 14.35 ID 1LnFi1+X0 京太郎(お、こっちは同級生かな?先輩ばっかりじゃなくてよかった) 胡桃「さっきはトヨネがごめんね、悪気はないから許してあげて?」 京太郎(先輩を呼び捨てか、フランクな部活なんだな) 胡桃「鹿倉胡桃!よろしく!」 京太郎「許すも何も最初から怒ってないよ」 京太郎「こちらこそよろしく!」 京太郎「いやー、先輩ばかりかと思ってたけど同級生がいてくれて良かったよ」 塞「えっ」 胡桃「」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 49 06.11 ID 1LnFi1+X0 京太郎「すみません、3年の先輩だったとは!」 胡桃「どうせ私はチビですよ!…ってウソウソ」 胡桃「年下に見られるのは慣れてるよ。お互い許しあっておあいこってことでいいよね!」 京太郎(良かった、いい人で…) 胡桃「ほらっ、シロも自己紹介!」 シロ(ダルい…) 72 名前: 68 すまんやめるわ[] 投稿日:2012/07/24(火) 17 54 38.34 ID 1LnFi1+X0 シロ「小瀬川白望…。3年…」 シロ「……終わり」 京太郎「よ、よろしくお願いします」 京太郎(なんだろうこのほっとけないオーラは) 京太郎(雑用魂が疼く…!) 自己紹介だけでこんなに手間取るとは思わんかった。SS書く人ってすげーな 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 10 17.21 ID 1LnFi1+X0 ・地区予選開始までの14日、一日二回安価で行動 ・内部パラメーターに麻雀力と好感度がある ・特訓によって(京太郎も含めて)メンバーの麻雀力を上げられる。〇〇と特訓って書くと麻雀力上昇は二人だけど好感度も上がるかもしれない ・ある程度麻雀力を上げないと清澄にゴッ倒される ・好感度が低いと難易度の高い安価は失敗する確率が高い じゃあ童貞だけど続けます 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 16 11.84 ID 1LnFi1+X0 あ、安価は自由だけどあんまりにも無理そうなのが来たら下にするよ 京太郎も個人戦に出ます 地区予選開始まであと14日 京太郎「大会までもうあまり日がないな」 京太郎「今日は何をしよう?」 95 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 16 42.25 ID byx/9xc4O 姉帯さんと麻雀 101 名前: 92 あんたじゃないと思う。初SSだし…[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 24 21.17 ID 1LnFi1+X0 京太郎「姉帯さん、麻雀の特訓に付き合ってもらえませんか?」 姉帯「特訓?いいよー。頑張ろーねー!」 姉帯「それにしても、この時期になって後輩が出来るなんてちょーうれしーよー!」 京太郎「そういえば全員3年生ですもんね」 (そうは見えない人もいるけど…) 姉帯「須賀君は人生初の部活の後輩だからねー。ビシビシしごいちゃうよー」 京太郎「ハハ、お手柔らかにお願いします…」 特訓成功判定 0~20 失敗 21~80 成功 81~99 大成功 101 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 26 15.41 ID 1LnFi1+X0 すまん思いの外レスが付いてた 105 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 32 36.11 ID 1LnFi1+X0 結果→失敗 姉帯「ごめんね、須賀くん…」 姉帯「走り込みって麻雀には関係ないよね…」 京太郎(そらそうよ) 京太郎「で、でも体力は付いた気がしますよ!」 京太郎「野球選手とか目指しちゃおうかな、ハハ」 姉帯「優しいね、ありがとー」クスッ 好感度アップ! (やっぱアナウンスすることにします) 麻雀力変動無し 112 午後は何をする? 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 33 31.03 ID g0d4350F0 姉帯さんとブー麻雀 118 名前:すまんブー麻雀調べてたら時間掛かったわ[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 43 28.47 ID 1LnFi1+X0 姉帯「今度こそ汚名返上で麻雀の特訓だよー」 姉帯「ブー麻雀の特訓をするねー」 京太郎「ブー麻雀?」 姉帯「うん、ブー麻雀っていうのはかくかくしかじかっていうルールだよー」 http //ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E9%BA%BB%E9%9B%80 京太郎「なるほど、決着が早いんですね」 姉帯「点数計算も鍛えられるルールなんだー」 特訓成功判定 0~20 失敗 21~80 成功 81~99 大成功 120 128 名前:コンマ運ないなぁ、ゴッ倒ルートか 117出来る範囲でがんばるよー[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 48 47.24 ID 1LnFi1+X0 京太郎「初心者にはハードルが高いルールでしたね…」 姉帯「うう…、ごめんね、ごめんね須賀くん…」グス 京太郎「ああ、泣かないで下さい!特訓は上手く行かなかったけど豊音さんが俺のことを考えてくれてるのはすごく伝わりましたから!」 姉帯「グスッ、うん、ありがとー…」 好感度アップ! 麻雀力変動なし 130 名前:姉帯さんはきっと人教えるのに向いてないんやな[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 51 43.07 ID 1LnFi1+X0 ミスって名前呼びさせてもた 128 豊根さん→姉帯先輩に変換よろしく 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 52 36.70 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと13日 京太郎「麻雀はさっぱり上手くならないけど姉帯先輩とは少し仲良くなれた気がするぞ!」 京太郎「さて今日は何をしようかな」 133 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 53 01.67 ID J4dRZFkP0 17歩 137 名前:シロが「ダルい…」としか言わない風潮[] 投稿日:2012/07/24(火) 18 57 11.01 ID 1LnFi1+X0 塞「今日は部内で17歩大会をやろう!」 京太郎「カイジに出てくるあれですね」 http //lenai.sakura.ne.jp/text/17.html エイスリン「……」カキカキ 札束の絵 胡桃「お金は賭けないよ!」 姉帯「でも負けたら罰ゲームとか面白いかもー」 シロ「ダルい…」 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 01 33.21 ID 1LnFi1+X0 京太郎「結局優勝者が最下位に一つ命令を出来るルールになったぞ」 京太郎「ここは勝つしかない!」 特訓成功判定 0~30 最下位 31~80 その他 81~99 優勝 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 02 09.95 ID 1LnFi1+X0 安価入れ忘れてた 144 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 05 35.46 ID 1LnFi1+X0 わかりにくかったか。その他=2~5位な 大成功ではないけど麻雀力やや多めにアップって感じの位置づけ。続き書いてくる 155 名前: 153 (はちゃめちゃしても)ええんやで[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 11 42.72 ID 1LnFi1+X0 京太郎(このルールならオカルトは関係ない。手作りと読みの勝負ならチャンスはあるはずだ!) …… 京太郎(決勝で負けはしたものの2位だったぞ!ちょっとは手作りが上手くなった気がする) 全体麻雀力アップ!京太郎麻雀力アップ! 罰ゲームはビリだった姉帯さんに優勝者シロが逆充電でした 午後は何をする? 157 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 12 27.61 ID xKpxo2Fm0 プールに行こう 161 名前: 158 画像班はよ[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 17 20.48 ID 1LnFi1+X0 京太郎「突然ですがプールに行きましょう!」 一同「え?」 京太郎「最近練習ばかりでしたし、リフレッシュも大事ですよ!」 成功判定 姉帯、エイスリン コンマ31~99 塞 コンマ41~99 シロ、胡桃 コンマ51~99 163で判定 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 23 43.10 ID 1LnFi1+X0 判定→全員成功 姉帯「わー、みんなでプールかー。ちょー楽しそーだよー!」 塞「うん、たまには息抜きも必要よね」 エイスリン「プール イク!」 胡桃「こら、シロ!逃げないの!」 シロ(ダルい…) 塞「じゃあ一旦解散して、1時間後に市民プール前集合ね」 京太郎(みなぎってきた!) 172 名前:サンキュー 162 166[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 30 19.68 ID 1LnFi1+X0 ちょいごめん、このシーン時間掛かりそうだわ ちくしょー、参考画像さえあればー 177 名前:地の文とかむりぽ[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 46 28.83 ID 1LnFi1+X0 須賀京太郎は幸福の絶頂にいた 白いワンピース型の水着を着たエイスリンは控えめに言って天使であったし、 塞はバランスの取れた肢体をチャイナドレスを連想させる水着に包み、妖艶ささえ醸し出している。 胡桃とシロは学校指定の水着を着ているが、胡桃の姿はその手のマニアに大受けしそうな可愛らしさであり、 シロの方は意外と大きな胸がスク水で強調されてイケナイ気持ちになりそうだ。 しかしなんといっても圧巻なのは豊音だ。モデル並のスタイルに黒のビキニとパレオ、そりゃ弾道も上がるというものである。 京太郎「ここが天国か…」 ???「天国?」 誰に話しかけられた? 179 179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 19 47 26.71 ID z3OXEdMv0 エイスリン 186 名前:初SSやし大目に見てくれ もうやめるよ[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 02 57.82 ID 1LnFi1+X0 エイスリン「テンゴク?」 どうやらエイスリンに独り言が聞かれてしまってたらしい。 流石にプールにまでスケッチブックは持ち込んでいないようだ。 京太郎「はい、エイスリンさんたちが綺麗で、幸せだなって」 エイスリン「…!…ワタシ、キレイ?」 京太郎「は、はい。天使みたいだなって思いました!」 エイスリン「~~~ッ!」タッタッタ 京太郎(あ、行っちゃった…。顔真っ赤で可愛かったなぁ先輩) その後部活の皆と合流し、日が暮れるまで遊んだのであった 全員の好感度アップ! エイスリンの好感度アップ! 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 06 38.13 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと12日 京太郎「昨日は有意義な一日だったな!」 京太郎「今日は何をしよう?」 193 193 名前: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 [sage] 投稿日:2012/07/24(火) 20 07 35.33 ID 751EHdYi0 麻雀 198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 10 37.37 ID 1LnFi1+X0 京太郎「昨日遊んじゃった分、今日は部活で特訓だな!」 特訓成功判定 0~20 失敗 21~78 成功 79~99 大成功 199 208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 20 26.73 ID 1LnFi1+X0 結果→成功 京太郎「リーチ!」 豊音「追っかけるしー」 京太郎「げっ!?」 塞「させない!」 モノクル 京太郎(臼沢先輩ありがとう…) 「ツモ!2000、4000!」 シロ(親被った…) 塞「今日はよかったね、須賀くん」 京太郎「結局3位でしたけどね」ハハ… 全体麻雀力アップ! 京太郎麻雀力アップ! 午後はなにをする? 212 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 21 28.03 ID xKpxo2Fm0 瞑想 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 24 01.55 ID 1LnFi1+X0 京太郎(よし、午後は瞑想することで精神ポイントを獲得するとともに体力を回復するぞ!) 京太郎(ピンチ4とか欲しいしな!) 特訓成功判定 0~20 失敗 21~78 成功 79~99 大成功 220 231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 26 57.16 ID 1LnFi1+X0 判定→失敗 京太郎(邪念を捨てて自然と一体となる…) 京太郎(しかし昨日のエイスリンさんは可愛かったなぁ) 京太郎(他のメンバーの水着姿もすばらだった…) 京太郎(いかん鼻血が…) 麻雀力変動なし ごめんごはんたべたい 237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 20 29 42.69 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと11日 京太郎「瞑想は失敗したがやはり牌に触れたら麻雀って上手くなるもんだな」 京太郎「今日は何をしよう」 239 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 30 17.00 ID H6ikdujw0 たまには雑用 247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 33 23.42 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いつもお世話になってる先輩たちにお礼がしたいな」 京太郎「大会前なのに俺の指導に時間使わせちゃってるし」 京太郎「よし、今日は雑用として頑張るか!」 飯食ってきます 落ちたら立て直すから保守はいらないよー 258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 47 59.49 ID 1LnFi1+X0 パスタ食べながら書く。ペースは遅くなるかも。保守ありがと 京太郎「…というわけで今日は何でも言いつけて下さい!」 塞「そんなに気を使わなくても良いのに…」 姉帯「そうだよー?須賀君に教えることで基本を復習できてるしねー」 エイスリン「……」コクコク 京太郎「……」 京太郎「前にいた高校ではいつも雑用ばかりで、それはそれでやりがいがあったんですけど」 京太郎「こっちに来てから先輩たちに指導してもらえて、日々成長してることが実感出来て、本当に嬉しいんです」 京太郎「だから少しでも恩返しがしたいんです。俺に雑用させて下さい!」 胡桃「須賀君…」 266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 20 56 36.77 ID 1LnFi1+X0 シロ「わかった、そこまで言うんならお願いする…」 塞「シロ!?」 シロ「私の注文は厳しいよ…?」 京太郎「はい、何でも言って下さい!」ニッコリ シロ「お腹減った」 京太郎「タコスとサンドイッチ作って来ました!皆さんも食べてみて下さい!」 エイスリン「……」パァァ 姉帯「何これちょー美味しいよー!」 シロ「喉かわいた」 京太郎「コーヒーと紅茶と緑茶入れて来ました」 胡桃「はや!」 塞「しかも美味しい…」 273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 02 22.81 ID 1LnFi1+X0 シロ「ダルい」 京太郎「マッサージでもしましょうか?」 塞「せ、セクハラにならないかな…」 シロ「トイレ」 京太郎「そ、それはちょっと…」 胡桃「こら!」 シロ「…満足した」 京太郎「ありがとうございます!」 姉帯「あはは、今日の須賀君執事さんみたいだよー」 京太郎「師匠が本物の執事さんなんですよ」 京太郎(ハギヨシさん元気かなぁ) 280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 07 31.91 ID 1LnFi1+X0 部員の好感度が上がった! シロの好感度が上がった! (雑用イベント初回ボーナス) 京太郎「先輩たちに満足してもらえてよかった!」 京太郎「さて午後は何をしようかな?」 282 282 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 08 04.27 ID z3OXEdMv0 特訓するぞ!特訓するぞ!特訓するぞ! 290 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 11 37.96 ID 1LnFi1+X0 塞「さて、須賀君のお陰でモチベーションも上がったことだし」 塞「午後は特訓するぞ、特訓するぞ、特訓するぞ!」 エイスリン「……」カキカキ 尊師の絵 胡桃「やめなさい!」 特訓成功判定(モチベーションアップにより+10補正) 0~10 失敗 11~68 成功 69~99 大成功 293 308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 17 06.39 ID 1LnFi1+X0 判定→大成功 シロ「ロン、3900…」「ツモ、3100、6100…」「ロン、8600…」 塞(見た目じゃ分かりにくいけどシロがやる気出してる!?) 京太郎「シロ先輩すごいなぁ。よーし、俺も負けてられないぜ!」 姉帯「うわあ、須賀君もすごいやる気だよー」 エイスリン「……」カキカキ 炎の絵 全体麻雀力がグーンとアップ! 京太郎の麻雀力がアップ! 316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 23 07.43 ID 1LnFi1+X0 トシさんは残り一週間で出すつもりでした (安価で出してくれても)ええんやで 地区予選開始まであと10日 京太郎「やっぱ俺雑用の才能があるのかもしれないな…」 京太郎「雑用したら麻雀の方まで調子が上がるとは…」 京太郎「さて、今日は何をしようかな」 319 318 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 23 49.92 ID KRZae3Ip0 雑用しながら麻雀 319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 23 58.83 ID H6ikdujw0 318 327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 28 09.47 ID 1LnFi1+X0 京太郎「よし、今日も雑用をするぞ!」 …… 胡桃「ダメ!」 京太郎「え、どうしてですか?」 姉帯「だって、須賀君も個人戦に出るんでしょー?雑用ばかりじゃダメだよー」 京太郎「先輩…」ジーン 京太郎「じゃ、じゃあ一人だけお世話しながら特訓ってことで!」 胡桃「むぅ、それならまぁ…」 誰をお世話する? 329 329 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 21 28 40.03 ID z3OXEdMv0 胡桃 344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 33 55.92 ID 1LnFi1+X0 京太郎「じゃあ胡桃先輩に正心誠意お仕えするってことで」 胡桃「えぇ!?」 京太郎「俺の事考えて雑用禁止してくれたのが嬉しかったですから」ニッコリ 胡桃「うぅ…じゃあ、お願いするね!」 京太郎(あれ?ちょっと顔赤い?) 特訓成功判定 0~20 失敗 21~66 成功 67~99 大成功 346 362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 39 40.63 ID 1LnFi1+X0 京太郎(どうしてこうなった…) 胡桃「充電!充電!」 エイスリン「……」ジトー 姉帯「わぁー!わぁー!」/// 京太郎(先輩方の視線が痛い…) 京太郎「あ、あの…胡桃先輩?流石にこれは…」 胡桃「正心誠意仕えてくれるんでしょ?」 京太郎「ぐぬぬ…」 胡桃(先輩をドキッとさせた罰だよ!) 胡桃の好感度がグーンと上がった! 全体麻雀力が上がった! 366 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 41 49.66 ID 1LnFi1+X0 京太郎(胡桃先輩いい匂いがしたな…) 京太郎(いかんいかん、気を取り直して午後何をするか決めよう!) 369 369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 42 35.75 ID XE//k9Fq0 エイスリンと特訓 384 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 45 58.70 ID 1LnFi1+X0 京太郎「エイスリンさん、午後の特訓に付き合ってもらえませんか?」 エイスリン「!……」カキカキ 腕で丸を作る人の絵 京太郎「やった!」 0~20 失敗 21~67 成功 68~99 大成功 385 400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 49 17.56 ID 1LnFi1+X0 判定→失敗 京太郎(流石に絵だけじゃ教わるのに限界があったか…) エイスリン「……」カキカキ ペコペコしてる人の絵 京太郎「ああ、エイスリンさんは悪くないから!謝らないで下さい!」 エイスリンの好感度アップ! 麻雀力変動なし 行動選択安価はもうちょっと遠目の方がいいのか 405 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 51 59.68 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと9日 京太郎「さて、予選開始までいよいよ10日を切ってしまった」 京太郎「頑張らないとな!」 京太郎「さて、何をしようかな」 409 409 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 52 22.00 ID I1fLQFGp0 シロとだらだら 418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 54 39.91 ID 1LnFi1+X0 京太郎「よし、シロ先輩とダラダラしよう!」 難易度極低 0~7 失敗 8~67 成功 68~99 大成功 420 420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 54 56.33 ID XE//k9Fq0 こい! 430 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 21 59 43.79 ID 1LnFi1+X0 判定→成功 京太郎「シロ先輩、ダラダラしましょう!」 シロ(なんであんなに意欲的にダラダラしたがってるんだろう…) シロ「いいけど…」 京太郎「じゃあお茶入れてきますね!」 シロ(ダラダラ…?) 京太郎「こうしてると落ち着きますねー」 シロ「……そうだね…」 存分にダラダラした! シロの好感度がグーンと上がった! 434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 02 22.95 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いやー、ダラダラしたなー」 京太郎「シロ先輩といるとすごく落ち着けるな!」 京太郎「午後は何をしよう?」 438 438 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 22 02 58.71 ID z3OXEdMv0 塞と特訓 443 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 06 44.52 ID 1LnFi1+X0 京太郎「塞先輩、特訓お願いしていいですか?」 塞「え?私?もちろんいいけれども」 京太郎「ありがとうございます!いや、最近塞先輩とあんまり喋れてない気がしたんで…」 塞「それは描写されてないだけだよ!?」 京太郎(描写?) 成功判定 0-20 失敗 21-77 成功 78-99 大成功 445 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 07 24.77 ID 1LnFi1+X0 すまん 447 458 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 11 52.74 ID 1LnFi1+X0 判定→成功 京太郎「塞先輩って教え方上手いですよね」 塞「トシ先生の一番弟子だからね。自称だけど」フフ 京太郎「トシ先生って顧問の先生ですよね?まだ一度も会えてないですよ」 塞「今は出張中だからねー。もうすぐ戻ってくるけど。すっごく麻雀が強い素敵な人だよ」 京太郎「へぇ、早く会ってみたいなー」 塞の麻雀力アップ! 京太郎の麻雀力アップ! 塞の好感度アップ! 459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 14 37.83 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと8日 京太郎「いやー、昨日は久々に塞さんと話せた気がするぞ!」 ←気のせい 京太郎「さて、今日は何をしようかな!」 462 462 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 15 15.22 ID I1fLQFGp0 みんなで特訓 トシが指導 479 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 21 46.69 ID 1LnFi1+X0 もうちょっと妙な安価も多くなると覚悟してたんだが、難易度のバランスミスったかもしれんな 塞「さて、今日も特訓しよう!」 姉帯「みんなで特訓だー」 エイスリン「オー!」 ???「おや、盛り上がってるねぇ」 胡桃「あ、トシ先生!おかえりなさい!」 シロ「おかえりなさい…」 京太郎(あの人が昨日塞先輩が言ってたトシ先生かー) 488 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 29 02.44 ID 1LnFi1+X0 妙な安価しろってことじゃないからね。ヌルゲーになっても怒らないでねってことや トシ「それで…、君が新入部員の須賀君?」 京太郎「はい。新入部員の須賀京太郎です!ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします!」 トシ「ハハ、礼儀正しくて元気な子だねぇ。こちらこそよろしく」 トシ(麻雀力はそれほどでもないけれど…高い潜在能力は感じるね) トシ「じゃあ久々に皆の指導をしようかね」 胡桃「やった!」 成功判定(トシさん初回イベントに付き判定+15) 0-5 失敗 6-65 成功 66-99 大成功 489 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 29 34.46 ID 1LnFi1+X0 またやらかした 493 510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 34 42.12 ID 1LnFi1+X0 判定→大成功 京太郎(なんだこの人…) 京太郎(圧倒的な強さもあるけれども、それ以上に指導のひとつひとつが的確だ…) 京太郎(この人がウチの顧問なのか…。確かに全国も夢じゃない!) トシ「さて、ちょっとした用事があるから、今日はこれくらいにしておこうかねぇ」 一同「ありがとうございました!」 全体麻雀力がグーンと上がった! 513 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 36 18.82 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いやー、すごい人だったな…」 京太郎「さて、午後はどうしよう?」 516 516 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[age] 投稿日:2012/07/24(火) 22 36 46.61 ID xzwHrf+60 能力開発 524 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 40 41.23 ID 1LnFi1+X0 京太郎(実はさっきトシさんに、麻雀力が大幅に上昇する潜在能力解放法を教わったんだよな) 京太郎(リスクも高いらしいけど…どうしよう?) 527 やる?やらない? やらない場合は通常特訓。キャラ指定特訓も可 527 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 40 55.83 ID aljJS13s0 やる 534 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 42 51.94 ID 1LnFi1+X0 能力開発 難易度高 0-36 失敗 37-76 成功 77-99 大成功 536 552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 48 05.06 ID 1LnFi1+X0 京太郎「えーと、ここに電極を挿せばよかったんだっけ?」 京太郎「これでスイッチオン!」 京太郎「って痛い痛い痛いぎゃああああああああああああああああ」 ……… ……… 京太郎「はっ、意識を失っていた…」 京太郎「身体も動かないだと…」 京太郎「くそっ、失敗か…」 麻雀力が下がった… 次の半日行動不能になります 568 名前: 559 そのアイデア頂こう[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 53 37.54 ID 1LnFi1+X0 地区予選開始まであと7日 京太郎「かろうじて体調不良で遅れる旨の連絡は出来たけれど、まだほとんど身体が動かないぞ…」 京太郎「これは午前は休みだな…」 ピンポーン 京太郎「ん?誰か来たのか?」 571 571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 22 53 57.26 ID 1uwAVojc0 咲 593 名前:夏休み期間のつもりだから全然OK[] 投稿日:2012/07/24(火) 22 58 44.49 ID 1LnFi1+X0 京太郎「親は…留守か…」 京太郎「はーい」ズルズル (身体が重い…) ガチャ 咲「京ちゃん、久しぶり!来ちゃった!」テヘ 京太郎「さ、咲!?」 608 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 05 38.18 ID 1LnFi1+X0 咲「って京ちゃん大丈夫?今にも死にそうな顔してるよ!?」 京太郎「ああ…昨日ちょっとな…。すまないけど肩貸してくれないか…?」 咲「う、うん!」 (京ちゃんの匂いだぁ♪) ……… 京太郎「それでわざわざ俺に会いに来てくれたのか…。嬉しいよ」 咲「あはは、タイミングは悪かったみたいだけどね…」シュン 京太郎「そんなことないって!体調悪い時って人恋しくなるもんじゃん?」 京太郎「咲が来てくれて嬉しいよ」ニッコリ 咲(恋しいって言った!今私のこと恋しいって言ったよ!) 622 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 11 16.26 ID 1LnFi1+X0 京太郎「それで、いつまでこっちにいられるんだ?清澄ももうすぐ地区予選だろ?」 咲「うん、ホントはもっと早く来る予定だったんだけど、電車に乗り間違えちゃって…」 咲「明日にはもう帰らないと行けないんだ…」 京太郎(それでお土産が大阪名物たこ焼きクッキーなのか) 京太郎「まぁ、じゃあ今日は家でゆっくりしていけよ」 京太郎「俺は午後から部活に行こうと思ってるんだけどな。良かったら一緒に来るか?」 咲「部活?」 京太郎「ああ、こっちの高校にも麻雀部があったんだ。結構俺も強くなったんだぜ?」 咲「ふーん…」 627 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 13 14.14 ID 1LnFi1+X0 京太郎「いやー、幼馴染っていいものだな!」 京太郎「咲の看病のお陰で体調もマシになったぞ!」 京太郎「さて午後はどうしようかな」 630 630 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 23 13 37.31 ID z3OXEdMv0 姉帯さんと特訓 643 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 20 07.69 ID 1LnFi1+X0 京太郎「じゃあ俺は部活に行くけど咲はどうするんだ?」 咲「…行くよ」ニコォ 京太郎「お、おう。じゃあ一緒に出るか!」 (なんだこのプレッシャー…) ……… 部室 京太郎「というわけで長野からわざわざ来てくれた幼馴染です」 咲「宮永咲です。よろしくお願いします」ニコニコ 姉帯「咲ちゃんって言うんだー。よろしくねー」 (宮永って確かチャンピオンも…偶然?) 京太郎「あれ、今日は豊音先輩だけなんですか?」 豊音「そうだよー。今日は自主練なんだってー」 京太郎「じゃあ特訓お願いしても良いですか?」 豊音「もちろん!まかせてよー!」 650 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 26 04.05 ID 1LnFi1+X0 豊音「じゃあ折角だし三麻でもやろうかー」 咲「いいですね!」ニコニコ 京太郎「よろしくお願いします!」 (豊音パワーアップイベント前なので、力関係は原作ママです) 難易度 激高 0-12 大失敗 13-72 失敗 73-92 成功 93-99 大成功 654 677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 33 34.54 ID 1LnFi1+X0 判定→失敗 イメージ:カン、もいっこカン、もいっこカン、もいっこカン… 姉帯「そ、そんなー…」グス (まるで歯が立たないなんて…) 京太郎「咲…」 咲「どうしたの京ちゃん?」クスクス 京太郎「い、いや…」 (今日の咲の打ち筋…鬼気迫ってたな…) 咲「ほら、麻雀なら私が教えて上げるから、家に帰ろ?」グイグイ 京太郎「お、おい咲!すみません、豊音先輩!失礼します!」 --- 姉帯「………」 (やっぱり宮永ってあの…) 姉帯「強くならなきゃだよー」グス 好感度変動なし 麻雀力変動なし 693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 41 11.55 ID 1LnFi1+X0 京太郎「咲!どうしてあんな…」 咲「え?私は普通に麻雀を打っただけだよ?」 咲「おかしな京ちゃんだなぁ」クスクス 京太郎「………」 (あんな力を誇示するような麻雀…どうして…) 咲「ね、あんな先輩より私の方がずっと麻雀強いでしょ?」 咲「だ、だからさ、強くなりたいなら私が麻雀教えて上げるよ!」 咲「ネット麻雀でチャットしながらさ、楽しいよ?」/// 京太郎「………」 (まさか…俺のせいなのか?) 京太郎「俺はさ、あの先輩たちと本気で全国目指してるんだ」 咲「!?」 707 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 48 18.64 ID 1LnFi1+X0 京太郎「だから…、だから清澄とは敵同士だ」 咲「……嘘」 咲「京ちゃんが私の…敵?」 京太郎「……ああ」 咲「京ちゃん、その冗談全然面白くないよ?」アハハ 京太郎「………」 咲「そっか…。そうなんだ…」 咲「…私長野に帰るね、特訓しなきゃ」 京太郎「お、おい」 咲「次会う時は敵同士だね、京ちゃん」ニッコリ タッタッタ 京太郎(あっちは駅じゃないんだが…) 京太郎(大変なことになった気がするな…) 723 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 52 46.08 ID 1LnFi1+X0 魔王化なんてさせるつもりじゃなかったのに,、お前らの期待に応えようとした結果がこれだよ 地方予選開始まであと6日 京太郎「咲のやつメールに返信もしてこないし大丈夫かな…」 京太郎「まぁいい、昨日はあまり練習にならなかったし、切り替えていこう!」 京太郎「さて、何をしようかな」 727 727 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/24(火) 23 53 19.59 ID z3OXEdMv0 皆で特訓するぞ! 737 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/24(火) 23 57 09.21 ID 1LnFi1+X0 京太郎「今日も今日とて特訓だ!」 京太郎「豊音先輩、昨日はごめんなさい!一人残していく形になっちゃって…」 姉帯「ううん、全然いいよー。折角来てくれた幼馴染なんだもんねー」 姉帯「それにしても咲ちゃん強くて驚いたよー。私も頑張らなきゃだねー」 京太郎「はい、特訓頑張りましょう!」 成功判定 0-19 失敗 20-72 成功 73-99 大成功 741 760 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 03 38.74 ID /+DEBc+k0 判定→大成功 姉帯「ポン、ポン、ポン、ポン」 姉帯「一人ぼっちじゃないよー」 姉帯「ツモ、6000オールだよー」 塞「塞ぎきれない…!?」 京太郎(姉帯さん、今日は全開だなー) 京太郎(よし、俺も全力だ!) 全体麻雀力がグーンと上がった! 午後は何をする? 764 764 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 04 28.70 ID za0SfA9S0 全員でだらだら 785 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 07 58.02 ID hOj0ZdmS0 全員でダラダラ 難易度低 0-9 失敗 10-69 成功 70-99 大成功 787 800 名前:正直に言うとここまで続くとは思ってなかった。どうしよ[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 13 39.49 ID hOj0ZdmS0 判定→成功 京太郎「午前中の特訓で燃え尽きたぜ…真っ白にな…」 京太郎「というわけで午後は全員でダラダラしましょう!」 シロ「異議なし…」 塞「シロの反応はやっ!…全員って私達も?」 京太郎「もちろんです!」 姉帯「みんなでダラダラっではじめてかもー」ワクワク エイスリン「……」コクコク 塞「ちょ、ちょっと胡桃!なんとか言ってやってよ!」 胡桃「……」 胡桃「めっ」 塞「oh…」 (胡桃の注意がゆるくなってる…) 825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 18 16.81 ID hOj0ZdmS0 805 そこはご都合主義ってことで とりあえず次スレ立てるにしても2はつけないことにするよ 流れ早くて焦るし 京太郎(さて、お茶を入れてダラダラしているのはいいのだが) 京太郎(ちょっとした刺激は欲しいな) 京太郎(誰かと話でもしようかな) 828 828 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 18 28.83 ID mPWnnxWQ0 姉帯さん 848 名前: 843 ぶっちゃけそこにインスパイアされとる[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 25 24.64 ID hOj0ZdmS0 京太郎(よし、豊音先輩と話をしよう) 京太郎「豊音せんぱーい」 姉帯「ん?どうしたのー?」 京太郎「いえ、改めて昨日のことを謝ろうと思いまして…」 姉帯「あはは、本当に須賀くんは気を使えるいい子だねー」ヨシヨシ 京太郎(な、撫でられてるだと…?) 京太郎(男としては複雑な気分だが、年上のスタイル抜群なおねぇさんに甘やかされる感覚、すばらだ!) 京太郎「ちょっと先輩、やめてくださいよ!」 姉帯「あ、ごめんねー。嫌だったよねー」シュン 858 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 32 02.08 ID hOj0ZdmS0 京太郎「いえ、嫌なわけ無いじゃないですか!でもその、恥ずかしいんで…」 一同「……」ジー 姉帯「あ、あははー。みんなに見られてたみたいだねー」テレ 胡桃「こら!トヨネ!須賀君!」 胡桃「風紀を乱しちゃダメ!」 姉帯、京太郎「ごめんねー」「すみません…」 シロの好感度アップ! 姉帯さんの好感度アップ! 870 名前: 868 YES[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 36 18.22 ID hOj0ZdmS0 スレタイは参考にさせてもらうやで 地方予選開始まであと5日 京太郎「結局あの後怒られたり冷やかされたり散々な目にあったな…」 京太郎「でもあの撫でられる感覚は癖になりそうだ…」 京太郎「機会があったらまた撫でて欲しいかもしれん」 京太郎「さて、今日は何をしようかな!」 873 873 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/07/25(水) 00 36 47.94 ID oUOEBuAE0 姉帯さんと麻雀と添い寝でお昼寝 885 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 41 18.09 ID hOj0ZdmS0 麻雀で添い寝でお昼寝ってどういうことなの…。シチュが浮かばないんでちょっと休憩 落ちたらまたVIPに立てると思います。SS速報で好感度、麻雀力引き継ぎで1からってのも面白いかもしれんけど SS書くってこんな労力かかるとはしらなかった。これからはもっと書いてる人に敬意を払って読むことにするわ 902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 48 36.06 ID hOj0ZdmS0 SS速報だとリスペクトしてるスレと被りまくるから悩むなー。俺もあっちのスレ追いかけないといけないし しかしVIPでパートスレとして叩かれるのもつらいんだよな。メンタル弱いから 何にせよ立てるなら明日の夜になるとおもいますです 914 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 00 59 34.94 ID hOj0ZdmS0 911 SS速報はhtml化されて落ちても残るんじゃねー?知らんけど 人気のSSはWIKI作られたりするやで 919 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 01 13 19.40 ID hOj0ZdmS0 すまん、このスレ1から見直してたけど信じられんくらいミスが多いわ やっぱりSS速報で好感度、雀力引き継ぎで1からやることにします。安価取ってくれたみんなすまんな 麻雀から添い寝の流れも必ず挟むから許してくれ… 927 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/07/25(水) 01 21 59.85 ID hOj0ZdmS0 925 そういう意見があるのも当然だよな。ホント申し訳ない 言い訳になるけど、最初はこんなに伸びるとは思ってなかったんや。初SSだったし そのせいで序盤かなり適当に進めてしまったのが痛かった。 SS速報移るからにはクオリティも上げていきたいと思うから許してくれ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/9580.html
京太郎「…」 咲「…」 京太郎、咲「「最初はグー!」」 咲「じゃんけんポン!」 京太郎「あっちむいてホイ!」↑ 咲「ホイ!」↑ 京太郎「ッシャア!!」 咲「ぐぬぬ…」 和「…なにをしているんでしょうか」 優希「あれだじぇ、どちらがジュース買ってくるか賭けてるんだじぇ」 咲「じゃあ買ってくるね、何がいい?」トテトテ 京太郎「じゃあコーラ頼むわー」 和「…私たちもやりましょう」 優希「のどちゃんのそういう意味不明なところ、嫌いじゃないじぇ」 和、優希「「最初はグー!」」 和「じゃんけんポン!」 優希「あっちむいてホイ!」→ 和「ほ、ホイ!」アタフタ→ 優希「…もしかして」 和「ち、違います!!決してつられやすいとかではなくて」アタフタ 優希「おーい、京太郎!こっちに来るんだじぇ!」 和「ちょ、ゆーき!」 京太郎「お、なんだなんだ?我らが部長様の弱点でも見つかったのか?」 優希「その通りだじぇ!のどちゃんとあっちむいてホイをしてみるがいい!」 京太郎「?、あっちむいてホイ」↑ 和「ほ、ホイ!」↑ 京太郎「…いま、明らかに遅れてたのに上向いたよな」 和「違います!ええ、これは突然やられたから…」 咲「あっちむいてホイ!」→ 和「ふぇえ!?ホイ!」→ 京太郎「…」 咲「…」 優希「…」 和「あのですね、その、慣れていないから仕方ないじゃないですか!!」 咲「へー、和ちゃんってこういう系苦手なのかな?」フフン 和「むむ!咲さんにそう言われるのは心外ですね!」プンスコ! 咲「あっちむいてホイ!」↓ 和「ほ、ホイ!」↓ 京太郎「あはははははは!!は、腹がよじれる!!」 優希「いっひひひひひ!!!も、もうやめるんだじぇのどちゃん!!」 和「うぅ…部活の皆がいじめてきます…」 咲「ふふふふ!和ちゃんいじめるのって楽しいね!みんなも一緒にやろうよ!」 京太郎「このド畜生発言ですよ」 優希「これはあれだじぇ、自分より低い人間を見つけて喜んでいる浅ましい姿だじぇ」 和「くっ!こういう苦手なゲームばかりやるのは不公平です!!私が得意なゲームでも勝負させてください!」 京太郎「ほう、和にも得意なゲームはあるのか?」 優希「一つ言っておくけど、パソコン使う系はダメだじぇ!」 咲「そ、そうだよ!すまぶらとかはダメだからね!!」 和「いえ、用意するのはピコピコハンマーとヘルメットです」イソイソ 京太郎「これは」 優希「もしかして…」 咲「叩いて被ってじゃんけんポン?」 和「ええそうです、まずは咲さんからどうぞ」 咲「ふふふん!これは私の十八番だよ!残念だったね和ちゃん!」 優希「そうなのか?」 京太郎「あいつ、プリンをめぐって照さんとよくやってたらしいからな」 和「油断してると危ないですよ?ケガしても知りませんからね?」 咲「それはこっちのセリフだよ!あとで泣いちゃっても知らないからね!」 京太郎「ただ、あいつ極めすぎて照さんガチ泣きさせてたからなぁ、おととい」 優希「へぇー、あの新人王が…っておととい!!?」 和、咲「「最初はグー!」」 咲「じゃんけんポン!」パー 和「ポン!」チョキ 咲「っと」カポ 和「…」スッ 咲「あれれー?和ちゃん遅いんじゃないかな?」ニヤニヤ 和「ッラァ!!」ブン! ドゴォ! 咲「」バタン! 和「ふぅ…またつまらぬものを叩いてしまいました」 京太郎「」 優希「あ、タコス成分切れたので早退するじぇ」イソイソ 和「逃がしませんよ」ニッコリ 京太郎「ヤバいって!!乙女が出しちゃいけない声出してたって!!」 優希「さ、咲ちゃんがピクリともしてないじぇ!」 和「安心してください、お二人ともすぐにこうなります」 京太郎「おおおおおれはこんな部室にいられるか!帰らせてもらう!!」 優希「あれ?ドアが開かないじぇ!!?」ガチャガチャ 和「内側からは開かないように細工をしておきました、さあ、次はどちらですか?」 京太郎「…俺がやるぜ」 優希「京太郎!」 京太郎「大丈夫だ、先に勝って叩けばいいだけだ、もしダメだったときはこれを」スッ 優希「…分かったじぇ」 京太郎「行くぜ和!!」 和「いいでしょう!」 京太郎、和「「最初はグー!」」 京太郎「じゃんけんポン!」グー 和「ポン!」チョキ 京太郎「やった!勝った!京太郎SSカン!」ブン! 和「何か勘違いしていませんか?」パシ 京太郎「ひょ?」 和「まだ私のバトルフェイズは終了していません!!」スッ 京太郎「いやいやいや!!俺じゃんけん勝ったじゃん!!ハンマー奪わないで!!」 和「ドロー!モンスターカード!!」ブン! 京太郎「それはただのイーピン…」 ドゴォ! 京太郎「」チーン 和「ふぅ…さて、あとはゆーきだけですね」 優希「わ、私のそばに近寄るなぁーー!!!」ウワァァ!! 和「安心してください、すぐに二人に会えますよ」 優希「いいのか?私にはこれがあるんだじぇ!」スッ 和「それは…!!」 優希「そう!咲ちゃんの形見のコーラと、京太郎から渡されたメントスだじぇ!」 和「や、やめなさいゆーき!それを入れてしまったら…!!」 優希「いいや、限界だじぇ!入れるね!!今だ!!!」ポイッ ドーン! マホ「先輩方!麻雀に興味のある友達たちを連れてきました!」ガララ ムロ「こら!ノックもせずにドアを開けたらダメでしょ!」 新入生A「こ、こんにちは~」 優希「」ナゾノエキタイマミレ 京太郎「」チーン 咲「」キュー 和「ま、マホ!?ムロ!?これは違うんです!と、とりあえずコーラでも…」フキフキ ムロ「…」スッ マホ「…」ガララ 和「マホ!ムロ!?そんな目で私を見ないでください!!ドアを閉めないでください!!マホ、ムロー!!」 その後、マホムロの必死の勧誘によって新入生は入りましたが、のどっちは怖がられたもよう、それでも清澄麻雀部は平和です カン! おまけ 和「ほ、ほーら怖くないですよ~?」っチョコレート 新入生A ブルブル 優希「やめとけやめとけ!彼女の名前は原村和、この清澄麻雀部の部長だじぇ」 京太郎「少しでも間違った切り方すると、ハンマーでブン!っと」 新入生A「ひえぇぇ!!」 和「やめてください!さらに怖がられるじゃないですか!!」 咲「身から出た錆だからね、仕方ないよね?」 和「咲さんだってそんなこと言える立場じゃありませんよ!!」 咲「えっ!?私はなんにもしてないと思うけど…?」 京太郎「全国大会での虐殺を忘れたのかお前は」 優希「終始笑顔で準決勝卓を蹂躙していたのは、観てるこっちも怖かったじぇ」 咲「ほ、ほーら!アメちゃんあげるから仲良くしよ?」 和「チョコレートもありますよ!」 新入生A プルプル マホ「ふぅ…私が言うのもなんですが、この部活大丈夫なのでしょうか?」ハテナ? ムロ「…私もそう思う」 モウイッコカン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/1014.html
【咲 -Saki-】 須賀京太郎カプ統合スレ 11 h11-1 京太郎熟睡・マホ編 h11-2 京太郎熟睡・プロ編 h11-3 Kちゃんぬいぐるみ、序章 h11-4 京太郎熟睡(2週目)・清澄、阿知賀編 h11-5 Kちゃんぬいぐるみ、大阪にて h11-6 Kちゃんぬいぐるみ、東京にて h11-7 Kちゃんぬいぐるみ、奈良にて h11-8 京太郎争奪戦 h11-9 京太郎争奪戦 長野 h11-10 京太郎熟睡(2週目)・白糸台編 h11-11 京・清澄 アルバム h11-12 Kちゃんぬいぐるみ、岩手、宮守にて h11-13 Kちゃんぬいぐるみ、九州にて h11-14 京・哩 h11-15 京・尭深 h11-16 Kちゃんぬいぐるみ、長野にて h11-17 京・咲 h11-18 京・清澄 恋愛ハウツー本 h11-19 京・咲 h11-20 京・洋榎 h11-21 京・清澄 h11-22 京・久 h11-23 京・菫 h11-24 京・照・咲 h11-25 おもちぶらり旅・番外編1 h11-26 1年生集合させてみた その1 h11-27 京・菫 h11-28 1年生集合させてみた その2 h11-29 京・阿知賀 h11-30 京・誠子 h11-31 京・憧 h11-32 1年生集合させてみた その3 h11-33 京・憧 h11-34 1年生集合させてみた その4 h11-35 尭深 h11-36 京・淡・照 h11-37 京・淡 h11-38 2年生集合させてみた その1 h11-39 うさぎちゃんとアリスくん 第三部その1 h11-40 2年生集合させてみた その2 h11-41 うさぎちゃんとアリスくん 第三部その2
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6288.html
IF 原作に行った京太郎 咲「起きて、起きてよ、京ちゃん」 京太郎「うん…あれ、なんで咲がいるんだ?俺は確か岩手に居たはずじゃ…」 咲「何言ってるの?それよりはやく部活に行こうよ」 京太郎「部活?ああ、麻雀部か」 咲「今日の京ちゃん何か変だよ」 京太郎「いや、変なのは咲の方だろ」 ーーーーーーー 咲「部長、京ちゃんが変なんです!」 久「須賀君が変なのはいつもの事でしょ?」 京太郎(須賀君?) 咲「そうなんですが…なんかこう違うんです」 久「そうなの、須賀君?」 京太郎「いやまあ…俺は普通ですよ」 久「ほらこう言ってるわよ咲」 咲「うぅ…」 京太郎「すいません、少し席を外しますね」携帯を取り出して 久「そう。行ってらっしゃい」 京太郎「はい」手が震えている ダッ… 久「あれは変ね…」 咲「えっ?」 久「いつもの須賀君の表情ではなかったわ」 ーーーーーーー 京太郎「あった…」 連絡先 父親 母親 京太郎「……義姉さん達の連絡先がない…それに豊音達のも。今は五月の半ばだから答えは一つか」 京太郎「ここは別世界か」 To Be Continued
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6309.html
IF 京太郎が全員とお別れをメールで送り、旅にでようとしたらどうなるか。 京太郎「よし行くか」 カピー「パカパカ(またどうして世界を見て回ろうと思ったんだ?」 京太郎「いや、世界一周の旅行券ができたから一年くらい世界を回ろうかなって」 カピー「パカパカ(ならなぜそれをメールに書かない」 京太郎「連絡が長い間とれないだけで十分だろ」 カピー「パカパカ(知らんぞ主…主のせいで日本は大混乱だ」 京太郎「なに言ってるんだ?そんなわけないだろ」 ピッ…TVをつけて アナウンサー「みてください!突如鹿児島に発生した嵐は東北に向けて進行しています」 京太郎「はっ?」 ピッ…チャンネルを変えて アナウンサー「こちらは岩手です!突如発生した暗闇により視界が見えません!」 ピッ… アナウンサー「北海道では未確認ですがドラゴンが現れたという情報が入ってきています」 ピッ… アナウンサー「ちゃちゃのんが突然の引退宣言に多くのファンが絶望に飲まれています」 ピッ… アナウンサー「ただいま入ってきた情報によると奈良にブリザードが発生したもようです……」 京太郎「……どうすればいい?」 カピー「パカパカ(世界一周旅行に行くと打っておけ」 京太郎「わ、わかった…」 カピー「パカパカ(でもまあ、手遅れだがな」 京太郎「……気のせいだと信じたい」 カピー「パカパカ(愛してると送ればすべてがなかった事になるぞ…ただし」 京太郎「えっ、もう送ったが…」 カピー「パカパカ(主の人生は男に恨まれる人生になるがな」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6308.html
番外編 京太郎と豊音のED秘話 豊音「寒いよー」 京太郎「岩手の冬も長野の冬も変わらないからな」 豊音「違うのは皆がいない事だね」 京太郎「…嫌だったか?」 豊音「うんうん。京太郎が望んだ事なら私はついていくよ」 京太郎「…ありがとう」 豊音「みずくさいよ。私達はもう夫婦なんだから」左の指輪を見て 京太郎「そうだな。ずいぶんと時間がかかってごめんな」 豊音「ぜんぜん。寧ろ二年でここまできたら十分だよ」 京太郎「二年か…長かったはずなのに短かく感じるよ」 豊音「そうだね。二年前に京太郎と結ばれて…全国優勝をしたりお姉さん達を相手に麻雀で勝利したり」 京太郎「…なあ豊音。本当に大学に行かなくてよかったのか?」 豊音「うん。勉強をしたい事もなかったしそれに…はやく京太郎の赤ちゃんが欲しかったから」ニコ 京太郎「うっ…ああもう、豊音がかわいすぎる」 豊音「き、急にどうしたの?」カァァ 京太郎「なんでもない。こんな俺と居てくれてありがとうな」 豊音「全国男子麻雀三連覇で三年連続エキシビションマッチで日本最強プロに勝ってる京太郎がこんなにとか言ったらだめだよ」 京太郎「……そうだな。来年から俺もプロになれるからな。これで豊音を支えることができる」 豊音「それは違うよ。私達は支えあって生きていくんだよ。辛い事も悲しい事も嬉しい事も全部共有して歩いていく。だって夫婦なんだから」 京太郎「……そうだな」 豊音「そうだよ。だからあの…その…」 京太郎「どうしたんだ?」 豊音「……して欲しいかなって」 京太郎「えっ?」 豊音「危険日だからあの抱いて欲しいかな」カァァ 京太郎「……」 豊音「だ、駄目かな?」 京太郎「今夜はクリスマスだからな」 豊音「えっ?」 京太郎「六時間は寝かせないからな」 豊音「あっ…うん!」 カン!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6463.html
71日目・朝- 京太郎「ふぁ~」 ハギヨシ「朝食ができあがっています」 京太郎「はい……って、はい!?」 ハギヨシ「起きた気配がしたので」フッ 京太郎「どうも、じゃあ着替えていきます、あとこの寝間着ありがとうございます」 ハギヨシ「いえいえ、それでは」シュバッ 京太郎「さて、行くかなぁ」ノビー 食堂- 京太郎「ん、おはよう」 衣「んぅ~おはよう」 透華「ふわぁ~おはようございますわ」 純「お前ら揃って」 一「兄妹みたいだね」クスッ 智紀「食事できてるよ」 京太郎「今日も二人が隣か」 一「思ったより京太郎の食べ方が普通でつまんないけど」 京太郎「失礼な奴だな!」 衣「よし、すっかり覚醒したぞ!」 京太郎「透華はまだ眠そうだけどなぁ」 京太郎(なんか話すかなぁ) 京太郎「さて、どうするかなー」 衣「みんなで外に行くとか?」 京太郎「それも良いかな、提案してみるか……」 衣「インハイもあるが?」 京太郎「それだ、あーでも今日からしっかりと計画立てれば……」 衣「うん、衣は行きたいな、みんなでどっか……京太郎と一緒に」ギュッ 京太郎「おう、そうだな」ナデナデ 透華「食事中にイチャイチャしない!」ビシィッ 京太郎「さて、どうするかな」 ハギヨシ「おや、また聞きたいことですか?」フッ ハギヨシ「いえ構いません、私はなにがあっても貴方の味方ですから」 ハギヨシ「現在の危険について、ですか特にはありませんね」フム ハギヨシ「岩手の二人も大丈夫のようですし西の方は愛宕洋榎さんのようですが問題はないでしょう、連絡も取っているようですしね」フッ ハギヨシ「東京の方も問題は無いようです、実に良い状態ですね……これなら当分は大丈夫でしょう、安心して他の方との交流を深めてください」ニコッ 昼前- 京太郎「さて、次は……」 ハギヨシ「おや、またまたですか」フッ ハギヨシ「次はなにを聞きたいのです?」 ハギヨシ「力の器について、ですか……あれはチャージするんですよ、力を」 ハギヨシ「良くわからないでしょう、あれは衣様の力を入れる入れ物です……衣様に力を注いでもらいましょう、そうすれば三度ほど能力が使えるようになるでしょうから」フム ハギヨシ「三度使ったら?使い終えたらまたチャージしましょう、すればわかりますから」フッ 京太郎「ん、次は……てかまだ昼前か」 京太郎「さて、雑用するか!」 ハギヨシ「やることは、ないことはないですが」 京太郎「じゃあ掃除します!」バッ ハギヨシ「おやおや、困ったものです」フッ 歩「仕事がとられる!?」 昼- ハギヨシ「お昼ですがどうしますか?」 京太郎「ん~」 京太郎「まだいますよ」 ハギヨシ「では食事としましょうか」 京太郎「じゃあ俺も手伝い」 歩「終わってるから」 京太郎「……」シュンッ 食堂- 京太郎「さて、ハギヨシさんのおいしいごはん~っと」 歩「私も手伝ってるんだけど?」 京太郎「ハギヨシさんの仕事に手伝うことあるんだ」 歩「た、たまに」 京太郎「美味いなやはり!」 透華「だって私の執事が作っているのですもの」 京太郎「ハギヨシさんにあまり迷惑かけんなよ?」 透華「わかっていますわ!」 衣「もうちょっとハギヨシ頼りは直さないとな!」 透華「衣が言いますの!?」 京太郎「そういや透華、今度みんなで出かけないか?」 透華「ん、なんですの藪から棒に」 京太郎「衣が行こうって」 透華「なるほど、では近々行きますわよ!」ビシィッ 一「うわ、どうしたの透華?」 純「いつものことだろ」 智紀「まったく」 衣「騒ぎすぎだぞ」 京太郎「おい透華」 透華「……」 アンテナ「」シュン 昼過ぎ- 京太郎「もう昼過ぎかぁ……」 京太郎「さて、どうしましょう一さん?」 一「なにがです京太郎さん?」 京太郎「色々となー」 一「そっかー」 京太郎「中堅としての役割果たせそうか?相手は蒲原さんだが」 一「あぁ、ワハハの人か、余裕でしょ!」 京太郎「本当に大丈夫なのか?」 一「平気でしょ、私だってパワーアップしたんだし」ニッ 京太郎「そうか、なら期待してるぜ」グッ 一「任しておいてよ、龍門渕を必ず決勝まで連れてくから!」 夕方- 透華「もう夕方だけど、良いのかしら?」 京太郎「ん、大丈夫じゃね、知らんけど」 京太郎「衣、OKだってよ」 衣「おぉ、それは僥倖!」 京太郎「はは、良かったなぁ」ナデナデ 衣「うん!」 京太郎「さて、俺も麻雀修行の旅にそろそろ出るか」 衣「またどこか行くのか?」 京太郎「でも今日ずっとここにいるんだよなぁ」 衣「時間の無駄遣いだな」 京太郎「無駄ではないだろ、みんなといれるんだから」 衣「ははっ、京太郎はそういうと思ってたよ」 京太郎「……喜んで良いのかいけないのか」ムムッ 夕方2- 京太郎「そ、そろそろ帰るか……」 ハギヨシ「おや、忠告はされましたからね?」フッ ハギヨシ「ついさっき言ったばかりだと思うのですが……?」 ハギヨシ「えぇ、女性関係の危険は皆無ですので大丈夫です」フム ハギヨシ「あとは鶴賀のみなさまには注意してください、一緒に打てば飲まれかねませんし、あとは宮永咲さんとここのみなさんとの麻雀も今の暴食の力ではやめておくべきでしょう」コクリ ハギヨシ「では、これぐらいですね」ニコッ 夜- 京太郎「うわぁ、こんな時間になってる」 透華「計画性がありませんわねぇ、いつぞやの個人戦の話を思い出しますわ」 京太郎「うっせ」 衣「道中気を付けるのだぞ京太郎!」 京太郎「おう、了解」 京太郎「さて、帰ろう帰ろう」 京太郎「ちょっと遠回りして帰るかー」 京太郎「んぁ、咲か?」 咲「ん……京ちゃん?」 京太郎「どうしたよ」 咲「ちょっと散歩してたんだよ」 京太郎「ったく、こんな夜中に」 咲「京ちゃんも一緒でしょ?」 京太郎「俺はこんなナリだから良いんだよ、送ってくから帰ろうぜ?」 咲「……うん」 京太郎(……なんか、妙な違和感がする?)ゾクッ 自宅・自室- 京太郎「ふぅ……あとは寝るだけ、ってメールか?」 京太郎「んっと?」 京太郎「ん、歩から」 差出人:歩 本文『色々とお疲れ、麻雀してなかったみたいだけどなにかあったの?』 京太郎「避けろって言われたからなぁ、夢で」 本文『特には理由はないぞ、しいていうならみんなと話したかったから、とかかな?』 差出人:歩 本文『龍門渕家を内から掌握しようというなんて、悪だね!』 京太郎「何言ってんだこいつ」 本文『お前とももっと話したかったんだけどな』 差出人:歩 本文『はいはいありがと、またね おやすみ!』 京太郎「おやすみっと……次は美穂子さんか」 差出人:美穂子 本文『先日の合宿ではあまり二人で話せなくて残念です』 京太郎「こうみると美穂子さんもメールうまくなったなぁ」 本文『そうですね、でも今度風越に行ったときとかには沢山お話しましょう!』 差出人:美穂子 本文『楽しみにしてるわね、それじゃあおやすみなさい』 京太郎「おやすみなさいっと、次は洋榎さん」 差出人:洋榎 本文『ガースーは東京行ったことあるんやろ?』 京太郎「脈絡がない!?」 本文『えぇ、何度か』 差出人:洋榎 本文『いやな、東京行くんやったらなんか色々調べようと思ったんやけど、それやったら案内してもらえばええか!』 京太郎「そういうことか」 本文『おまかせあれです!』 差出人:洋榎 本文『ん、じゃあ楽しみにしとるな! おやすみ』 京太郎「ん」 本文『こちらこそ楽しみにしてます おやすみなさい!』 龍門渕家・歩部屋- 歩「ったく、またあいつは」カァッ 歩「別に、学校でいつでも話せるのに」フッ 福路家・美穂子部屋- 美穂子「つまり京太郎君、今度風越に来てくれるってことよね」ニコッ 美穂子「そこまで遠くなくて良かったぁ、今度須京太郎君が来るのが楽しみね♪」 愛宕家・洋榎部屋- 洋榎「えへへ、その前にガースーが大阪来たらどうしよ!?いや、今度はうちが唐揚げ作ってガースーの胃を掴んで!」グッ 洋榎「そ、そのあとはうちを食べて……って早い言うとるやろが!」ビシィッ オネエチャンウルサイワ! 自宅・自室- 京太郎「さて、寝るかなぁー」 カピ「カピ!」アシタハドウスル? 京太郎「んぁ、旅行もありだよなぁ……いや、偵察だった」 京太郎「偵察に行こうッ!」グッ 京太郎「そうだ、岩手に行こう!」 カピー「カピ」イッショニイク! 京太郎「いや、ダメだろ」 カピー「ピカッ!?」ソンナッ!? 81日目終了- 82日目- 朝- 京太郎「さて、岩手行くし誰かに連絡するかな」 『トシ』 京太郎「出るかな?」 プルルル プルルル トシ『もしもし、どうしたんだい京ちゃん?』 京太郎「今日からそっちに行こうと思いまして」 トシ『そうかい、ならウチを使っていいからね』 京太郎「え、良いんですか?」 トシ『今更だろう』フッ 京太郎「あはは、返す言葉もありません」 トシ『じゃあ、放課後あたりに連絡を入れるからそれまで時間潰しててくれるかい?』 京太郎「了解っす」 岩手- 昼前- 京太郎「やることないなー、昼ついでに時間つぶすか」 京太郎(前にシロと来たファミレスだけど……まぁ昼を食うには丁度良いな!)ウン 京太郎「ふぅ、なんか落ち着くなぁ」 京太郎「ふぁ……腹八分ってとこだな、動くのダル……」グテー 京太郎(12次元の間、行くか?) 京太郎(今はやめとくか、さて夕方までドリンクバーだな)ウン 夕方- プルル 京太郎「もしもし?」 トシ『ん、授業も終わって放課後だしおいで、入る前に誰かに連絡するんだよ』 京太郎「了解です」 トシ『気を付けてね』 京太郎「さて、行くか!」スッ 京太郎「そして来たわけだが、誰に連絡するか」 京太郎「ダルがらないかな?」 プルルル 白望『もしもし?』 京太郎「おうシロ、今お前の学校の前なんだけど」 白望『すぐ行くから』 京太郎「お、おう、頼む」 白望『うん』 白望「お待たせ」 京太郎「いや、全然待たなかったぞ」 白望「そっか、じゃあ行こっか」 京太郎「おう!」 麻雀部部室- 白望「連れてきた……」ボフッ 胡桃「さっそくソファーで寝ない!」ビシッ 京太郎「どうもー」 豊音「京ちゃん、いらっしゃいだよー!」 エイスリン「イラッシャイ!」 塞「久しぶり!」 京太郎「どうも久しぶりです」 トシ「良く来てくれたね」 トシ(偵察目的だろうけど) 豊音「たくさんお話しようよー!」 エイスリン「シヨ!」 京太郎「あはは、久しぶりですねこの感覚も」 京太郎「あの、蔵に行こうと思うんですけど」 豊音「えー」 エイスリン「」シュバッ (落ち込んでる絵) 京太郎「あう、すみません」 トシ「まぁまぁ、まだ岩手にいるんだろうし良いじゃないか……そういえば新しい世界が見えるかもしれないよ?」 京太郎「へ?」 トシ(一度死んだことがあるみたいだからねぇ) 塞「誰か連れて行くの?」 京太郎「あぁ、えっと……」 トシ「どっちにしろ私は一緒に行くけどね」 京太郎(誰を連れて行くかなぁ) 京太郎「胡桃さん、行きましょうか」 胡桃「うん!」 トシ「それじゃあ言ってくるね、四人ともしっかり練習するように」 豊音「はーい!」 エイスリン「Yes!」 白望「ダル……」 塞「ほら、やるよ!」 トシ「それじゃあ行こうか」 京太郎「はい」 胡桃「うん」 12次元の鏡の間の祠のある蔵前- 京太郎「さて、来ましたね」 胡桃「うん!」 京太郎「どうしますかねー」 トシ「ちなみに、新しい世界に関しては一人で入らないと見れないからね」ボソッ 京太郎「なるほど……」ムムッ 京太郎「では、一人で行きます!」 トシ「ん、待ってるね」 京太郎「じゃあ、行ってきます!」 胡桃「気を付けてね!」 京太郎「はい!」グッ 京太郎「ん、久しぶりだなぁ」 鏡「12次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ」 京太郎「おう」 鏡「さぁ、今お前が選べる三つの異なる次元から、お前の記憶を呼び覚ます」 京太郎(三つの次元の俺かぁ、なんか決闘者以外の俺の顔って暗いな) 鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶、新たな蘇生者の記憶……どれにする?」 鏡「なんだ、俺か」 京太郎「よう俺」 鏡「俺の力が欲しいのか?」 京太郎「お、おう」 鏡「ハァ、イラつくな、ほら……見せてやるよ」 京太郎(なんか違う……) 鏡「さぁ……地獄を楽しみなッ!!」 京太郎「!?」 ギィッ トシ「おかえり」 京太郎「はい、ってあまり時間経ってない?」 胡桃「うん、早かった!」 トシ「部室に帰ろうか、まぁ部室に帰れば解散の時刻だろうけどね」 京太郎「そうですねぇ」 麻雀部部室- 京太郎「ただいまです」 塞「おかえり、もう終わりだよ?」 白望「ダル……」グデー 豊音「ずっと打ってたからシロが限界だよー」 エイスリン「」バッ (シロがばたんきゅーしてる絵) トシ「ん、どうしたんだい?」キョトン トシ「あぁ何か聞きたそうな顔してるね、知ってることは答えるよ?」 トシ「なるほどね、それに関してはふつうのEXEDなら七月から、つまりは明々後日からいけるようになるよ」ウン トシ「七月からちょくちょく『デートをする』ってコマンドが出るようになるから、好感度がMAXでフラグが建っている相手そのあと連絡を取ってデート内で上手くやるんだね……」フッ トシ「ちなみ、『○○家EXED』や『○○高校EXED』とかをしておくと次週ではその学校から始められたりもするからね、覚えておいて損はないよ」 トシ「まぁつまり、明々後日からがEXEDへ向けての本番ってわけだ、頑張りな」 夜- トシ「さて、解散したわけだけど、このまま帰るよ」 京太郎「了解です、そしてよろしくお願いします!」 トシ「まぁいつでもおいでって言ったしね」フフッ 京太郎「晩御飯はどうします、作りましょうか?」 トシ「今日はうちにあるもので適当に作るよ」 京太郎「はい!」 熊倉トシ宅- 京太郎「ふぅ、ごちそうさまでした」 トシ「お粗末さま」 京太郎「洗い物ぐらいしますよ」 トシ「じゃあお願いしようかねぇ」 京太郎「さて、洗い物も終わったし、どうするかな」 京太郎「ん、メールが来てるな」 京太郎「んっと、誰だろ?」 京太郎「ん、絹恵さんからだ!」 差出人:絹恵 本文『最近メールしてへんからしてみたよ』 京太郎「おぉ」 本文『そうですね、洋榎さんや雅枝さんとはしてるんですが』 差出人:絹恵 本文『ごめん、今日はこれで、またメールしてな♪』 京太郎「んぁ?」 本文『はい、それじゃまた!』 京太郎「どうしたんだろ、あ、照ちゃんからだ」 差出人:照 本文『最近、咲はどう?』 京太郎「ん、照ちゃんが咲を気にするなんて珍しい」 『珍しいな、照ちゃんが咲のことを気にするなんて』 差出人:照 本文『ごめん、そろそろ会うかもって思って気になっちゃってるんだと思う』 京太郎「やっぱり姉なんだなぁ」 本文『会いにくればいいのに』 差出人:照 本文『それはできないよ、だから東京で会うのを怖いけど楽しみにもしてる』 京太郎「怖い?」 本文『わかりました、じゃあ今度東京行ったときには沢山話しましょうね!』 差出人:照 本文『うん、楽しみにしてる!』 京太郎「次は、新子さんか」 差出人:新子憧 本文『えっと、最近どう?』 京太郎「あちゃー、緊張してんな?」 本文『悪くないですよ、今は岩手に旅行に来てるんです』 差出人:新子憧 本文『岩手かぁ、前に行ったなぁ』 京太郎「あぁ、例の特訓かぁ」 本文『また会えたら色々話しましょうね』 差出人:新子憧 本文『うん、リハビリだから楽しみにしてる!』 京太郎「まぁ練習といえど新子さんみたいなかわいい子とメールできてるだけ上々だしな」 本文『はい、また!』 京太郎「さて、次になにかしたら寝るか」 京太郎「ん、電話がきた」 京太郎「あれ、新子さん……もしもし?」 憧『いやさ、リハビリに付き合ってくれるってなら電話してみようかなって……い、忙しかった?』 京太郎「いや、全然、それよりそっちはまだ練習とか行ってる?」 憧『うん、週末にハルエが車出してくれてね』 京太郎「晴絵、体を労われって伝えといてくれ、無理しそうでなぁ」 憧『うん、そこは私たちも気を付けてるけど須賀君が言った方が喜びそうだし伝えとく』 京太郎「なんでオレ?」 憧『え、晴絵って京太郎のこと明らかに好きな感じじゃん』 京太郎「へ?」 憧『え、気付いてなかったの!?やば、言っちゃった!?』 京太郎「いや、まぁ落ち着いてくださいよ、よくよく思えば心当たりがないことも」ハハハ 憧『そ、そっか、じゃあとりあえずハルエには伝えとくね』 京太郎「頼む、あとなにかあったらいつでも電話くれて良いからな!」 憧『うん、ありがと、それじゃおやすみ』 京太郎「おやすみなさい!」プツッ 京太郎「さて、そろそろ寝ます」 トシ「私も隣で失礼するからね」 京太郎「はい、おやすみなさい」 トシ「えぇ、おやすみ」 82日目終了- 83日目・朝- 京太郎「ふぁ~」 トシ「京ちゃん、朝ご飯できてるよ」 京太郎「あ、どうもです」 トシ「合鍵渡しとくね、好きに出かけていいよ」 京太郎「ん、なにからなにまで」 トシ「まぁ良いって、私は朝ご飯食べたら学校に行くから、また夕方あたりに電話するね」 京太郎「はい」 京太郎「さて、トシさんも行ったしどうするかな」 京太郎(こうやってテレビだけ見てるのもなぁ、まぁそれでも良いかもしれんが、外でるのもありだよなぁ) 京太郎「外に行くか、でもどこ行くよ?」 京太郎(行きつけの喫茶店とかカッコいいよなぁ) カランカラン マスター「どうぞ」 京太郎(超渋い)ドキッ 京太郎(まぁ良いか、とりあえず端の方の席にしよう)スッ 京太郎(おいしいなぁこのコーヒー、ハギヨシさんとタメ張ってるんじゃないか?) 京太郎「ふぅ、おいしい」 マスター「どうも」フキフキ 昼前- 京太郎(さて、昼はどうするかな……) 京太郎(家で食うか、あ、トシさんに晩御飯のことも聞くかな) 京太郎(飯を作るぐらいしないとな!) 熊倉トシ宅- 京太郎「さて、いただきますっと」ズルル 京太郎「……この時期になるとソーメンが最強だな」ズルル 昼過ぎ- 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎(ふむ、最近はちっぱいも良いと思えてきた……おもちはふくらんでこそ、だがふくらんでいないおもちは何と呼ぶ?だめだ、やはりちっぱいという単語しか出てこない……)ムムム 夕方- 京太郎「さて、誰かに連絡入れないとだな」 京太郎「さて」 プルル 豊音『もしもしー?』 京太郎「豊音さん、今学校の前にいるんですけど」 豊音『迎えに行くよー!』 豊音「来たよー」 京太郎「早いですね」 豊音「近いからねー、行こっか!」ギュッ 京太郎(なっ、手を!?) 京太郎「りょ、了解です!」グッ 麻雀部部室- 京太郎「お邪魔しまーす」 豊音「連れてきたよー」 塞「なんか二人って仲良いね」 豊音「なんだかアパートで上の階と下の階に住んでそうだよねー」 京太郎「あぁ、なんかわかります」 胡桃(わけわかんない) 京太郎「塞さんは、最近どうですか?」 塞「ふふん、京太郎とやっていらい防げる回数が上がってるし上々だよ!」ビシッ 京太郎「おぉ、そりゃ楽しみです!」 塞「全国がねぇ、組み合わせによっては最悪な展開になるけど」 京太郎「あはは、決勝で会いたいですねー」 塞「そうだね!」 夕方2- 京太郎(さて、次はどうするか……) 京太郎「豊音さんは、エイスリンさんと同時期に転校してきたんですよね?」 豊音「うん、まぁ来るまでに数日かかったんだけどねー、だからこの麻雀部じゃ私が一番後かなー?」 京太郎「……村なんでしたっけ?」 豊音「うん、みんな優しかったんだけど同じ歳の人もいなかったんだよねー……うっ」グスッ 京太郎「!?どどど、どうしました?」 豊音「うぅん、こうやって京太郎君とお話ししてるの楽しいなーって」ニコッ 京太郎(天使か……) 夜- 熊倉トシ宅- トシ「ごちそうさま」 京太郎「お粗末様です」 トシ「ありがとうね」 京太郎「いえいえ、お礼ってことで」 トシ「律儀だねぇ」 京太郎「さて、どうするかな」 トシ「ん、どうしたんだい?」キョトン トシ「あぁ、次は何を聞きたいんだい?」 トシ「その他のルートの出現方法か、『蘇生者』は比較的楽な出現方法だったからねぇ」 トシ「他のか、どれを聞きたいかね?」 トシ「そのルートに限っては色々と大変だけど、まぁ出現方法だけだよ」 トシ「とりあえず、それに関してはハギヨシに麻雀で勝つ必要があるわけだね」ウン トシ「ハギヨシに勝った上で、さらに臨海女子の誰かと仲良くなる必要があるわけだけど、色々大変だねぇ、頑張りな」 京太郎「さて、どうするか」 京太郎「んぁ、メールだ?」 京太郎「んっと、誰だろ?」 京太郎「ん、良子さんからだ」 差出人:良子 本文『京太郎君、今度また鹿児島に行きませんか?』 京太郎「んぁ?」 本文『これまたどうして?』 差出人:良子 本文『前々から話そうとは思っていたんですが、貴方の力を検証するためにもですね』 京太郎「ん、そうだな」 本文『わかりました、今度連絡します』 差出人:良子 本文『えぇ、行きたい時に連絡をくださればそれで大丈夫ですので、では goodnight!』 京太郎「ふんふむ、次は菫さんか!」 差出人:菫 本文『照と淡にやけに懐かれている君に質問だ あの二人の舵の取り方を教えてくれ』 京太郎「切実だなっ!?」 本文『いや、俺もわかりませんし!?ていうか俺も舵は取れてませんよ、でもあの二人だったらおやつ抜きにしてみるとか?』 差出人:菫 本文『それはいい考えだな、それをやってみよう ありがとう おやすみ!』 京太郎「いえいえ、おやすみなさいっと……よし、そろそろ寝るかな!」 トシ「ん、おやすみ」 京太郎「おやすみなさい」 83日目終了- 84日目・朝- 京太郎「さて、トシさんも行ったし、どうするかなー」 京太郎「さて、どこに行くかなー」 12次元の鏡の間の祠のある蔵前- 京太郎「さて、入るか?」 京太郎「よし、突撃だ!」 京太郎「ん、昨日ぶりだ」 鏡「12次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ」 京太郎「わかったわかった、ここまでは記憶あるんだよ」 鏡「さぁ、今お前が選べる三つの異なる次元から、お前の記憶を呼び覚ます」 京太郎「さて、こっからだな、いつも記憶がないの……」 鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶、新たな蘇生者の記憶……どれにする?」 鏡「おい、決闘してんだろうな?」 京太郎「いや、知らんし」 鏡「半端な気持ちで決闘の世界に入ってくんじゃねぇよッ!」ギリィッ 京太郎「お、おう」 鏡「俺の友にもらった力、これが!行くぞ、トップ・クリア・マインド!デルタ・アクセル・シンクロォォ!」ゴォッ 京太郎「もう、なんなんだよ」 ギィッ 京太郎「ふぅ、やっぱり記憶が飛んでるんだよなぁ」ハァッ 京太郎「まぁ良いか、新しい力は手に入ったみたいだしな」 昼- 京太郎(さて、昼だなぁ) 京太郎「なにかしら買っていくかぁ~」 熊倉トシ宅- 京太郎「さて、いただきますっと」ズルル 京太郎「……やっぱソーメンは飽きやすいな」ズルル 昼過ぎ- 京太郎「さて、どうするか!」 京太郎「さて、どこ行くかぁ!」 京太郎「さて、打つかな!」 京太郎「よろしくお願いします」 男I「よろしく、須賀、京太郎!?」 女I「え、うそ?」 男子I「誰だこいつ?」 京太郎「ま、まぁまぁ」 モブ(っぶねー!危うくぶつかるところだったぁぁっ!?)ゼェハァッ 京太郎(ん、あの後姿?) 京太郎「改めて、お願いします!」 男I「よろしく」 女I「おねがいしまーす」 男子I「よろしく!」 京太郎(さぁ……) モブ(なにあれ、緑色の光、違う、刃!?) 京太郎(楽しみなぁッ!) モブ(なにこれっ!?)ビリビリッ ◇効果処理開始 京太郎(ハァッ!)ザンッ 能力『ブラッディヘルブレイド』 効果:相手一人の点数を-40する 女I(ッ!?なに、斬られた!?) ◇効果処理終了 京太郎「さて、半分ですね」フッ 女I(じょ、冗談ッ!?) 男子I(ど、どうなってんだこれ!?) 男I(いやぁ、さすが須賀京太郎……) モブ(ま、また強くなってる)カタカタ 京太郎(さて、どう打つかな)タンッ 男I(いやぁ、趣味でやってるような奴じゃ勝てないかぁ)タンッ 女I(キッツいなぁ)タンッ 男子I(化け物かよっ!) 京太郎(さて、見るかッ!)スッ モブ(目が青く……ッ!?)コソッ 京太郎(ここで、この場を視て、支配する!)カッ 能力『青眼の預言者』発動 条件:成功安価でオカルトの数値『95』以下を出す 京太郎(すべて、見える!)ギンッ ◇効果処理開始 京太郎(さぁ、もらうぞ) 能力『青眼の預言者』 効果:点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+10 女I(くそっ!) 男I(目が青くなってから、変わった?) 男子I(オカルト持ちかよ!) ◇効果処理終了 京太郎「ツモ、3000・3900」ダンッ 女I「お疲れー」 男子I「お疲れさまっす」 男I「いやぁ、負けた負けた」 モブ(さっさと出よう!)ダッ ◇結果 トップ 京太郎:90+89=179 二着 男子I:50+72=122 三着 女I:41+55=96 ラス 男I:32+31=63 夕方- 京太郎「さて、電話電話~っと」 白望「お待たせ」 京太郎「いや、全然待たなかったぞー」 白望「じゃ、行こうか……おんぶ」 京太郎「お、おう」スッ 白望「ダルくない……」 京太郎(背中にっ、おもちをおもちのシロがっ、やっぱおもちは最高だぜっ!) 白望「」フッ 麻雀部部室- 京太郎「お邪魔しまーす」 白望「いらっしゃい」 胡桃「なんで背中に乗ってるの!」ビシッ 豊音「シロと京ちゃんもアパートの上下に住んでそうだねぇ」 塞「あれ、豊音じゃなかったの?」 豊音「なんだかその時には同居してそうだよー」アハハ 白望(なんの他意もなく言ってるから恐い) 京太郎「あぁ、なんかわかります」 胡桃(京ちゃんも大概だなぁ) 京太郎「エイスリンさんは、大学に行くんですか?」 エイスリン「コトシ、デ、コキョウ、カエル」シュン 京太郎(やべっ、まずいこと聞いちゃったかなぁ?) エイスリン「デモ、ガンバッテ、セットクチュウ!」 京太郎「そうですか、なにか力になれそうなことがあったら必ず言ってくださいね!」グッ エイスリン「ウン!アリガトウ!」ニコッ 夕方2- 京太郎「さて、次はどうするかなぁ……」 塞「麻雀を教えて?」 京太郎「教えるって塞さんに教えることねぇ」 塞「んーじゃあ、ひたすら塞がれ続けてみてよ」 京太郎「鬼!?」 塞「まぁ良いから、ほら雀卓について、ね?塞げなくなったら終わりね」 京太郎「まぁ、了解です」ハァッ 夜- 熊倉トシ宅- 京太郎「ごちそうさまでしたー」 トシ「ごちそうさま」 京太郎「さて、どうしようかなー」 トシ「ん、EXEDは明日から解放だよ……学校なんてさぼらせちまいな」グッ トシ「その他のルートの出現方法だね、どれを聞きたいかね?」 トシ「そのルートを出すには、第一条件が三人の好感度をMAXにする、一人目が豊音、二人目がシロ、そして三人目が永水女子の狩宿巴……まぁその前でもあとでも、宮守EXEDを見れば良いわけだ、それで次のルートでこのルートが選べるよ」ウン トシ「頑張りな」グッ 京太郎「さて、次はどうするか!」 京太郎「ん、電話だと?」 京太郎「一からだと?」 一『もしもし京太郎、どこ行ったの?』 京太郎「あぁ、岩手」 一『なんか岩手率多くない?』 京太郎「気のせいだろ、東京とかも行くしさ」 一『そうかな?』 京太郎「そうだって、てかどうして電話を?」 一『あ、えっと……ちょっと声を聞きたくなったから、とか?』 京太郎「なんだそりゃ」ハハ 一『と、とりあえず、もうちょっと居ても良いかもしれないけど帰ってこないと怒るからね!』 京太郎「了解だ」 一『それじゃ、おやすみ』 京太郎「おう、おやすみ」プツッ 京太郎「ちょっとは可愛いとこあるんだなぁ」 京太郎「じゃ、おやすみなさい」 トシ「はい、おやすみ」 84日目終了- ?- 京太郎「んぁ、ここは……」 「久しぶりだな」 京太郎「あのさ、お前って結局なんなんだろうか?」 「……いずれわかるだろ、ほら」パチンッ 京太郎「んぁ?」 「さて、お前の暴食と色欲が少しばかり暴れだしてるわけだが」 京太郎「え、どうすりゃいい?」 「自分で考えてくれ、俺は答えを出す役じゃないからな」 京太郎「……放置かよ」 85日目・朝- 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎(そりゃちっぱいも良いって思ってた差出人、だけどな……シロをおんぶしたときに悟ったんだ、やっぱりおもちはおもちが良いって……)ムムッ 昼前- 京太郎(さて、昼はどうするかな) 京太郎「結構混んできそうだな」 京太郎「ん、あれ?」 京太郎「あれ、晴絵」 晴絵「あれ、京太郎?」 晴絵「いやぁ、びっくりしたよー」 京太郎「俺もだよ」 晴絵「こりゃ運命だね!」 京太郎「ハハハ、かもなー」 晴絵(脈あり!?) 京太郎「晴絵はなんで岩手に?」 晴絵「監督に会いに来たんだけど、京太郎は?」 京太郎「まぁ他校の偵察にな」 晴絵「へぇ、そういえば近くの旅館に泊まってるから暇だったら遊びに来てよ」 京太郎「おう」 昼過ぎ- 京太郎「晴絵とも別れたし、どうするかなぁ」 京太郎(誰かデートに誘ってみるか) 京太郎「シロを誘うか」 プルルルル 白望『もしもし?』 京太郎「シロ、学校中だってことはわかってんだけどさ……遊びに行こうぜ!」 白望『……良いよ』 京太郎「マジで、そりゃ良かった」 白望『どこに行く?』 京太郎「まぁそりゃ後で決めれば良いだろ」 白望『……ダルいからそれで良いや、また後でね』 京太郎「おう!」 京太郎「おうシロ」 白望「ダル……」 京太郎「荷物は、家に置いておくか」 白望「うん、どこ行くの?」 京太郎「ん~」 京太郎「水族館あるんだったよなぁ」 白望「……電車乗らなきゃだよ?」 京太郎「暗くなる前に帰ってくれば、まぁ?」 白望「じゃ、行こうか」 京太郎「ダルくないか?」 白望「うん、京太郎と一緒だから」フッ 京太郎「そっか」 水族館- 京太郎「おぉ、おもしろいなぁ」 白望「疲れそうだね、泳ぎすぎで」 京太郎「マグロなんかは泳がないと死ぬけどな……」チラッ 白望「ん?」 京太郎「いや、なんでもない」カァッ 白望「……えっち」 京太郎「だぁっ!考えないようにしてたのにっ!?」 京太郎「結構広いなぁ」 白望「そうだね、ダル……」 京太郎「ベンチかぁ、ゆっくり見れるな」 白望「でも、早く帰れなくなるかも……」 京太郎「ん~」 京太郎「しょうがないな、ほら乗れよ」スッ 白望「……目的は?」 京太郎「いや、そんなつもりは、ほら人少ないし特に目立たないだろ」 白望「まぁ良いけど」トサッ 京太郎「ん、相変わらず軽いな」スクッ 白望「ん、進んで」 京太郎「はいはい、ほれ見ろ」 白望「あざらし……」 京太郎「あのずっと寝てるのお前みたいだな」 白望「京太郎が可愛いって言ってくれるならそれでも良いや」 京太郎「お前はまた」カァッ 白望「おもしろいね」フフッ 京太郎「俺は一方的に遊ばれてるだけだけどな」 夜- 京太郎「帰ってきたなぁー」 白望「疲れた?」 京太郎「あの後ほとんどお前のこと背負ってたしな」 白望「どうだった?」 京太郎「そりゃ柔らかって、なに言わせんだよ!」 白望「良かった、京太郎が反応するってわかって」フフッ 京太郎「お前なぁ、からかうなよぉ」 白望「からかってるつもり、ないよ?」ギュッ 京太郎(なっ、抱きついて!?) 京太郎「し、シロ!」グイッ 白望「っ……」 京太郎「だ、ダメだって……」 白望「わざわざ呼ばれて、水族館まで連れてってもらって……期待しすぎたのかも……」 京太郎「いや、お前が嫌いってことじゃないんだよ、俺が優柔不断なだけで」 白望「……良いよ、京は優しいから」 京太郎「京?」 白望「いちいち京太郎って呼ぶの、ダルい」 京太郎「そっか、とりあえず家まで送っていくよ」 白望(それに、特別な呼び方したかったし……) 夜- 熊倉トシ宅- 京太郎「ただいま帰りましたー」 トシ「お帰り、遅くなるのは良いけど、みんな怒ってたよ?」 京太郎「あらまぁ……」 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎「あれ、電話だ」 京太郎「あれ、咏さんだ」 咏『京ちゃん、今ってどこいんの~?』 京太郎「岩手ですけど」 咏『お義父さんとお義母さんに聞いたら旅行に行ったって聞いてさ、なんだよ一声かけてくれれば行ったのにー』 京太郎「あぁー今度からは声かけますよ」 咏『うん、できれば一緒にいたいしねー知らんけど』 京太郎「あはは、俺も一緒に居たいですよ」 咏『お、おう、それじゃまだ今度ね!』 京太郎「了解です、また今度!」 咏『うん!』 京太郎「さて、次は……」 京太郎「次は、メールか?」 京太郎「誰からだ?」 京太郎「お、玄さんからだ」 差出人:玄 本文『オモチマイスターとして、和ちゃんの水着姿を送るのです』 京太郎「なに!?おぉ、さすが!でも隣の玄さんもやはり良いものを」 本文『さすが和、でも玄さんの水着姿も可愛いですよ!』 差出人:玄 本文『別に私は良いから!お姉ちゃんの写真も送るからね!』 京太郎「おぉ、水着にマフラー……宥さんが凍死しなくて良かったぁ」 本文『実にすばらです!玄さんも映ってますけど、やはり玄さん似合ってますね!』 差出人:玄 本文『だから私のことは良いって! またメールするね おやすみ♪』 京太郎「照れてるな」 本文『はい、おやすみなさい!』 京太郎「次は、歩からか」 差出人:歩 本文『一さんから岩手に行ったって聞いて透華様が怒ってたよ』 京太郎「んぁー!」 本文『まぁ埋め合わせはするつもりだし、大丈夫だろ』 差出人:歩 本文『ほんと行き当たりばったりだよねー』 京太郎「くそっ、言い返せない」 本文『放っとけ!』 差出人:歩 本文『わかったけど、私も心配してるんだからね』 京太郎「む……そういわれると」 本文『悪かった、今度から気を付けるよ』 差出人:歩 本文『わかればよろしい おやすみ』 京太郎「おう、おやすみっと」 京太郎「あれ、次はハギヨシさんだ」 差出人:ハギヨシ 本文『そちらの方でも問題はなさそうなようでなによりです、トシ様もいらっしゃるようですからね』 京太郎「なんでトシさんのこと知ってるんだ?……まぁ良いか」 差出人:ハギヨシ 本文『EXEDについては、そうですねわかりやすいからこそ気を付けてくださいということだけです』 差出人:ハギヨシ 本文『デートに誘った最後の選択肢ではEXEDに行けますが、最後の選択肢によっては相手の「??」を上げてしまうことがありますよ』 差出人:ハギヨシ 本文『そしてさらに注意するのであれば、一度BADENDを見たキャラクター以外は「??」が上がったことや下がったことは警告されません』 差出人:ハギヨシ 本文『京太郎君、お気をつけて』 京太郎「では、おやすみなさい」 トシ「おやすみ」 83日目終了- ?- 京太郎「あれ、またか?」 「まぁな、とりあえずまだ本題を話す必要はない」 京太郎「じゃあなんでここに?」 「とりあえず、今度からここに来ることがあるかもって話だ」 京太郎「はぁ?」 「今は良いさ、とりあえず選んでみろ」 京太郎「はぁ?」 「選ぶだけだぞ」 「わかった、憤怒で良いんだな?」 京太郎「おう」 「わかった、じゃあ次の夜だな」 京太郎「ん?」 「そろそろ、起きろよ」 京太郎「お、おう?」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/679.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1346676042/ 京太郎「我らが清澄麻雀女子部は全国で優勝した」 京太郎「だが俺はと言えば唯一の男子部員なのに県予選初戦敗退」 京太郎「雑用を全て担ってるとはいえ風元々あった嫉妬と合わさり風当たりが強くなった」 京太郎「清澄に俺の居場所はない」 京太郎「ハギヨシさんから教わった執事流護身術と料理スキルを活かして何処かでひっそり暮らそう……」 京太郎「みんな楽しかったぜ、じゃあな」 京太郎「そうだ、岩手に行こう」 京太郎「親戚もいた気がするしちょうどいいかな」 岩手県、宮守高校付近 新装開店:タコス屋ルルーシュ 京太郎「ハギヨシさんの伝手で空き店舗を譲り受けられるとは幸い、本当に頭が上がらないよ……」グスン 京太郎「タコスは優希のせいで作り慣れたからな……あいつ今頃どうしてるかな心配だ」 カランカラーン 京太郎「いらっしゃいませー!」 姉帯「こんなところにタコス屋なんてあったんだー、やってるよね?」 京太郎「いらっしゃいませ、今日開店したばかりなんですよ。一番最初のお客さんなんでサービスしますよ」 姉帯「わーい!ありがとうね。今度友達も連れてくるよー」 京太郎「ありがとうございます!それでは席へどうぞ」 注文取ってしばらくして 京太郎「こちらが当店の目玉商品のタコスでございます。味には自信があるのでどうぞ!」 姉帯「美味しそうだね、いただきまーす」 姉帯「そういえば、このお店1人だけなの?他の店員さんが見えないけどー」 京太郎「……その通りです。色々あって長野から1人で来まして」 姉帯「大変だね、若く見えるけど……もしかして同い年?」 京太郎「いやぁ、まだ16ですよ」ハハハ 姉帯「え!?わたしより年下なんだ…背も高いし大人びてるから年上だと思ったよー」 京太郎「背が高いって……貴女のほうがよっぽど高いですよ!!」 姉帯「気にしてるんだよ!本当はもう少し女の子らしい背丈がよかったのに……」グスン 京太郎「いやいや!!充分可愛いですから!!」 姉帯「……本当?」 京太郎「本当ですから!信じてください」 姉帯「ふふ……ありがとうね。こんなこと言われたの初めてだよー」 京太郎「それは何よりです」ハギヨシ流イケメンスマイル 姉帯「///……そ、それじゃあご馳走様!!お代は……」 京太郎「サービスするって言ったじゃないですか。お代は結構ですよ」 姉帯「申し訳ないよ…」 京太郎「岩手に来て始めてのお客さんが可愛い女の子だったんですから!むしろ俺のほうがお金払いたいぐらいですよ」 姉帯「……………///う、嬉しいな。じゃあ名前教えてくれる?わたしは姉帯豊音」 京太郎「俺は須賀京太郎です!またのお越しを!!」 姉帯「じ、しゃあね!京太郎君!」 カランカラーン 京太郎「背がすごく高いけど可愛い人だったなぁ……また来るって言ってたよな」ニヤニヤ 京太郎「俺にもやっと春が来たのか……」 次の日 カランカラーン 京太郎「いらっしゃいませー!」 京太郎「姉帯さん来てくれたんですね!嬉しいです」 姉帯「勿論だよー、今日は部活の顧問だったトシさんを連れて来たんだ」 トシ「あら若い店長さんねぇ、豊音が学校でもたくさん話してたからどんな人かと思ったけど良い人そうね」 姉帯「ト、トシさん!」 京太郎「あ、姉帯さん…そんなに俺のタコスの味が気に入ってくれたんですね!感激です!!」 姉帯「………そ、そうだねー」グスン 京太郎「姉帯さん!?ど、どうしたんですか!」 トシさん「おやおや、こんなに早く男友達が出来るなんてねぇ。将来は安泰かね」 姉帯「しょ、将来って……///」 京太郎「そ、そんなこと……///」 京太郎「ゴホン……気を取り直して席へどうぞ!こちらがメニューになります!」 姉帯「わたしは昨日食べたのが良いなー」 トシさん「タコスなんて食べるの何十年ぶりかしらねぇ。わたしも豊音と同じで良いよ」 京太郎「かしこまりました!しばらくお待ちを!」 タコスンマイー! 姉帯「やっぱり美味しいよー!」 トシ「こんなに美味しいタコスは初めて食べたねぇ。豊音が気に入るのも分かるよ」 京太郎「俺も美味しそうに食べてもらえるのはとても嬉しいです!」 姉帯「ご馳走様!!今日こそはお金払うよ!」 京太郎「さすがに毎日サービスすると生活出来ませんからね」ハハハ 京太郎「って……諭吉さんがなんか多くないですか?」 トシ「これはほんの気持ちだよ。岩手に1人で来て大変なんだろう?豊音の友達になってくれたお礼もあるしね」 京太郎「ありがとうございます!!俺っ……俺っ……実は不安で…」グスン 姉帯「わ、わたしも!少ししかないけd……」 トシ「こらこら、豊音はまだ高校生なんだから大人にこういうのは任せておきなさい。その代わり……」コソコソ 姉帯「ふえっ!……わ、分かりました///」ギュッ 京太郎「えっ……あ、姉帯さん………」 姉帯「こ、これは昨日の分のお礼なんだからねー///」 数分後 京太郎「すいませんでした。情けないところをお見せして……」 トシ「いいんだよ、16歳なんてまだまだ甘えていればいいんのさ。それにこういう時はありがとう、だろう?」 姉帯「そうだよ!わたしの方が年上なんだからね!」 京太郎「……ありがとうございます!!!」 姉帯「そ、それと……///わたしのこと豊音って呼んでもいいよ。毎日通うからっ!」 トシ「あらあら」 京太郎「姉帯さ……豊音さん!俺、頑張ってこの店を大きくするんでよろしくお願いします!」 姉帯「頑張ってね!」 ゴチソウサマデシター カランカラーン _____ ____ ___ 京太郎「ここも繁盛してきたな。週刊誌のコラムの取材が来るなんて思っても見なかったよ」 現在は開店して数ヶ月、姉帯さん以外の宮守女子麻雀部のメンバーとも顔合わせした カランカラーン 京太郎「いらっしゃいませー!」 豊音「京太郎君!今日も来たよー」 シロ「ダルい……早く席に行こう」 塞「まったく、シロは相変わらずなんだから。こんにちは京太郎君」 エイスリン「コンニチハ!」 胡桃「ここのタコスは何度食べても飽きないね」 京太郎「皆さんいらっしゃいませー!こちらの席へどうぞ!」 タコスクリムゾン 宮守メンバー「ご馳走様!」 京太郎「そういえばこの前週刊誌の取材が来たんですよ!今女子高生に話題のタコス屋って!」 豊音「凄いねー、わたし1人で通ってた頃とは大違いだね」 京太郎「もしかしたら皆さんのお陰かもしれませんね。皆さん美人ぞろいですから」 豊音「そ、そんなこと……///」 京太郎「そんなことありますよ。取材の時に皆さんがいてくれれば売り上げUP間違いなしです!」 シロ「私も取材受けることになる?ダル……」 塞「開店して数ヶ月で雑誌って京太郎君って才能あるんだね」 エイスリン「ギャラ?」札束の絵 胡桃「わたしより年下なのに稼いで羨ましい」 京太郎「師匠がとてもすごい人でしたから……元気にしてるかな」 京太郎「取材の時はお願いしますね!ありがとうございました!!」 豊音「は、恥ずかしいけど協力するよ!」 シロ「ダルいけど……いいよ。豊音の想い人さん」ボソッ 京太郎「シロさん今なんて?」 シロ「気にしないで。繰り返すのダルい……」 塞「私も良いかな。依頼があれば協力するよ」 エイスリン「ワタシモ!」金塊の絵 胡桃「でも今の小さいお店の方が通いやすいよね…」 京太郎「大きなお店になっても皆さんは特等席に招待しますから安心してください!開店当時からのお得意様ですからね」 京太郎「特に豊音さんはサービスしますよ!休業日にも食べに来てくれる人は豊音さんぐらいです」 豊音「あわわわ……///それは言わないでよー」 シロ「通い妻」ボソ 塞「私たちお邪魔だったかな?」ケラケラ エイスリン「ケッコン?」ウエディングドレスの絵 胡桃「高身長の夫婦とか反則!」 京太郎・豊音「……///」 取材当日 京太郎「取材よろしくお願いします!」 記者「ここが最近有名なタコス屋かー。随分若い店主だなー」ワハハ 記者2「今日はよく通っている高校生がいると聞いておるぞ!!何処におるのだ?」 豊音「コ、コンニチハー。キョウハオヒガラモヨク」 京太郎「豊音さん!落ち着いて落ち着いて。テレビじゃないんですから、ね」ナデナデ 豊音「ふえっ?そ、そうだよね、雑誌だもんね」カオマッカ 物陰にて シロ「何で私達がこんなことしなきゃいけないの……ダル」 塞「こんなチャンス一度きりしかないのよ!それに豊音の晴れ舞台見なくて何が友達よ!」 胡桃「そこっ、うるさい!バレるでしょ」 エイスリン「ギャラヤマワケ?」札束の絵 京太郎(あそこにいるのって……シロさん達だよな……) 胡桃「絶対ばれたよ!」 記者「これ全国で売られる雑誌だからね。君も有名になって商売繁盛だな」ワハハ 記者2「お主の故郷にも勿論発行されるぞ!」 京太郎「売り上げが上がるのは嬉しいですがそこまで大きな記事にしなくても良いですよ」 豊音「だ、ダメだよー!どーんと宣伝してもらわなきゃ!」 京太郎「いえいえ、俺は豊音やその周りの人達が来てくれれば充分ですよ」 豊音「京太郎君……///」 記者「はいはい惚気はそこまでなー」ワハハ 記者2「それでは取材に入る!!」 キングクリムゾン 全国で発売された週刊誌は勿論長野にも出回った 記事は京太郎の頼みにより小さく取り上げられた 竜門渕休憩室 ハギヨシ「どうやら成功したようですね京太郎君。色々と教えたかいがあったというものです」 ハギヨシ「しかし清澄は荒れてますよ……」 清澄 咲「京ちゃん……どこに行っちゃったの………京ちゃんを追い詰めた奴らはもういないから帰って来てよ………」 優希「京太郎……もう我儘言わないから帰ってきてくれ……」 そんな折、雑誌の京太郎の記事が咲たちの目にも止まった まこ「ん?この記事は……京太郎?」 咲「!?見せてください!!!!」ゴッ 優希「!?見せるんだじぇ!!!!」ゴッ まこ「ひえぇ……こ、ここの記事じゃ。岩手のタコス屋!」 写っていたのは田舎の一軒家を改装したこぢんまりしたタコス屋の前にツーショットで寄り添うように並んでいる京太郎と豊音 見出しには若い夫婦(仮)で経営する話題の美味しいタコス屋!!! とだいぶ誇張して書かれている 咲「………京ちゃん、やっと見つけたよ……私に黙って駆け落ちなんて……」ギリッ 優希「よりにもよってタコス屋なんて……私に対する、いや……全てのタコスに対する侮辱だじぇ!!!」 咲・優希「岩手に攻め込む!」 数週間後 京太郎「雑誌掲載後にありがちな大量のお客さんの波もようやく打ち止めになったな……」 豊音「大変だったねー、注文取るのがあんなに大変だなんて思わなかったよー!」 京太郎「乗り切れたのは宮守の皆さんがアルバイトに来てくれたからですよ。ありがとうございます!!」 豊音「あわわ……そんなに畏まらなくても良いよー!それに……私達の仲じゃない///」 京太郎「そ、そうですね……///雑誌で夫婦って紹介されててびっくりしました」 豊音「あれにはびっくりしたよー///」 イチャイチャイチャイチャ 店外 咲「なにあれしにたいわたしのきょうちゃんがわたしいがいとしあわせそうなんでわたしじゃしあわせになれなかったの」ブツブツ 優希「タコスータコスー」ブツブツ 咲「ハッ!!あまりに絶望的な差を見せつけられておかしくなるところだった」 優希「雑誌でも見たけど清澄の頃よりタコスがパワーアップしてるじぇ……」 咲「取り合えずは客として乗り込んで幼馴染の差を見せつけるよ!」 優希「久しぶりに京太郎のタコスが食べたいじぇ」 カランカラーン 京太郎「いらっしゃいm………お、お前ら……なんでここに……」 豊音「京太郎君の知り合い?いらっしゃいませー」 京太郎「…………ハッ、接客接客と。こちらの席へどうぞー!」 咲「ありがとう"京ちゃん~!ずっと食べるの楽しみにしてたんだ!"幼馴染"が有名人になってからね」 優希「数ヶ月ぶりの京太郎のタコスだじぇ!!毎日作ってもらうっていうのがあんなに大切なことだとは思いもしなかったじぇ」 豊音「え……?幼馴染……貴女と京太郎君は凄く親しそうだけど…どういう関係なの」 咲「元いた学校では"嫁さん"なん「注文はどうしますか!!!!」京ちゃん……」 京太郎「注文は?」 優希「いつもやつ」 京太郎「かしこまりました。豊音さんちょっとこっちに……」 厨房にて 豊音「京太郎君……わたし……今まで邪魔だったのかなー……あの幼馴染の娘凄く京太郎君のこと好いてるよ」グスン 京太郎「……長野を出た時に師匠以外の人との関係は全て切り捨てました。あそこに俺の居場所はないと思ったから」 豊音「そ、それじゃああの娘は……」 京太郎「確かに咲は大事な幼馴染です。優希も気のおけない友人です。でもそれは岩手に来る前の俺です。今は……」ギュッ 豊音「え?…え?……///」 京太郎「貴女が一番大事なんです!!」ギュー 豊音「ちょ……ちょーうれしいよー」カオマッカ 厨房の入り口 咲「………………………負けた」 優希「仕方ないじぇ……京太郎が苦しんでるのを優勝したことに浮かれて気付かなかったんだから」 咲「最後に京ちゃんのタコス食べて帰ろうか」 優希「そうだじぇ」 京太郎「さて!長野から来た友人達にとっておきのを振る舞いましょうか!」 豊音「そうだね!頑張って作るよー!」 ホールにて 京太郎「出来たぞー咲!優希!とっておきだ!」 咲「美味しい……美味しいよ京ちゃん」グスン 優希「やっぱり京太郎、いや犬はこうでなくっちゃな!」 京太郎「咲!?泣くほど美味いのか!!作ったかいがあるな!!!」 豊音(厨房での話聞こえてたよね……ごめんね) 豊音「そ、それは少し違うと思うなー…」 咲「美味しくて泣いてるんです!!!」グスン 優希「美味いぞ!!」 京太郎「???」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6246.html
五月六日 朝 京太郎「…義姉さん達が帰って来なかった。飲み会って言ってたけど間違いなく嘘だな」 デパート キャップ 京太郎「…デパートの安売り戦争に出かけるか。旅行行く前に肉とか使い切ったし…さあ、戦争だ」 ーーーーーーー 京太郎「ハァハァ…各種野菜確保…マジであんなに必死なんだよ奥様方は…次は肉だな…」 ??「あっ、これ安い。皆の健康を考えると後はお肉かしら?」 京太郎「やってきました…メイン戦争、国産牛肉ブロック3キロ…お一人さま二つまで。70%OFFだから…これは負けてられない」 ??「あらあら…何故こんなに殺気だってるのかしら」肉売り場のど真ん中にいる アナウンス「今から国産牛肉の70%…」 ダダダダ…←殺気立つ奥様方の群れ 京太郎「……負けるかー!」同じく走る ??「えっ、えっえ!」巻き添えをくらい揉みくちゃになる。 京太郎「二つ確保!……あっ」 ??「ちょっと…すいません…通して…」 京太郎「たすけるか…」 ギュッ… 京太郎「こっちです」 ??「えっ?」 ??「あ、ありがとうございました」息をきらし、両目を開けている 京太郎「いえ、困ったらお互いさまですよ」 ??「それでもです。本当に助かりました」 京太郎「美人を助けるのは男の役目ですから。それに初めて綺麗なオッドアイを見れたからおあいこですよ」ワハハ ??「えっ…」右目を抑える 京太郎(……もしかして地雷を踏んだか?)冷や汗をかく ??「み、見たんですか?」 京太郎「ええまあ…見えたんで」 ??「……本当の事を言ってください」 京太郎「えっ?」 ??「お世辞なんて言わなくてもいいですよ。笑ってくれてもかまいません…この眼が」 京太郎「俺は嘘はいいませんよ。貴方の眼は綺麗です。色もそうですが心が澄んでいるから綺麗です」 ??「……」カァァ 京太郎「それじゃあ、俺はこれで」 京太郎(今日は豪華に作るぞ) ??「ま、待ってください!な、名前を教えてはくれませんか?」 京太郎「……」 京太郎「須賀京太郎です」 ??「須賀京太郎…わ、私は福路美穂子って言います!」 京太郎「福路さんですか…俺の事は須賀でいいんで。それでは」 美穂子「はい、今回はありがとうございました!また会った時にお礼さしてください」 京太郎「ええ、その時を楽しみにしてますよ」 ーーーーー 夜 強制イベント 京太郎「ただいまー…あれ誰かいるのか?」玄関の靴を見てつぶやき ガチャ…ドアを開ける 京太郎「誰かきてるの…」 霞「お久しぶりですね、須賀様」 京太郎「な、なんで…」 霞「酷いですね…御迎えにきたんですよ、“須賀”宗家の貴方を」 京太郎「迎えにきた?」 霞「ええ、姫様の婿としてね」 京太郎「…義姉さん達はどう言ってるんだ?」 霞「あら、まだその年で姉離れできて…」 京太郎「質問に答えろ、岩戸」 霞「…っ…、貴方の義姉達も賛成して」 バタン…ドアが開く 健夜「認めてないよ」ゴゴゴゴ… 良子「嘘は駄目ですね…私達は一言もそんな事を言ってませんよ?」 霞「…巴達は足止めできなかったんですか」 健夜「私達に麻雀を挑む方がありえないよ…なにより夫になる義弟の大事な未来が勝手にきめられそうなんて…本気出すしかないよね?」 良子「…強硬手段に出たのはミスでしたね。鹿児島のババア達にはこれをネタに京太郎から手を引いてもらいます」 霞「…なぜ、私達の邪魔をするのですか?須賀様にとって…」 健夜「それを決めるのは京君を見捨てた貴方達じゃないよ」 良子「京太郎の未来は京太郎が決める…私達はそれに従うべきです」 霞「私は、見捨ててなんか!」 健夜「…黙れ。お前達鹿児島の巫女は京君の両親が殺され…」 京太郎「ストップ…ストップだ!。なにがどうなってるか、俺に説明してくれ」 良子「京太郎は少し黙…」 京太郎「…好い加減にしないと怒るぞ」ゴゴゴゴゴ… 健夜「…京君は長野から離れないといけないんだ」 京太郎「…それはなんでなんだ?」 健夜「それが此処にみんなで住む条件だったから」 京太郎「はっ?」 健夜「私と良子ちゃんは鹿児島のババア達と契約を交わしたの。京君が高校生になるまで育てる変わりに、長野に三人で住める場所を提供してもらうって」 霞「そして時が来たら姫様の婿として迎える…」 良子「それは無効ですよ?私と健夜義姉さんとでここの家のお金とこれまでのお金は全額返しました。だから京太郎は無理矢理婿に行く必要がない」 京太郎「それなら此処に残る事も…」 健夜「契約には高校生になったら長野を出るってあったんだよ」 京太郎「なんでそんな大事な事を隠してたんだ……なんて言ってもどうにかしようと必死でどうにかしようとしてたのは知ってるから今回は責めない…今日、帰って来なかったのもそういうことなんだろう?」 健夜「う、うん…本当にごめんね」涙目 霞「姫様の婿に来ないのならどうするつもりですか?」 良子「それはイージーな質問ですね。他県に家族三人で引っ越すに決まってるでしょ?」 京太郎「えっ?」 良子「今、候補に上がってるのは5つ。鹿児島を含めてね。それを京太郎に決めてもらう」 良子「場所は東京、大阪、奈良、岩手、鹿児島の五つ。理由は色々とありますが私と健夜義姉さんは最善だと判断しました」 霞「…鹿児島が入ってるのは婿として…?」 健夜「だからそれはないよ…でもね、鹿児島事態はありなんだよ。あそこには貴方達がいるからね」 霞「私達がいるから?」 健夜「京君の成長に繋がるからね」冷たい笑み 霞「……」ふるえる。 京太郎「それで移動先は俺が決めるのか?」 良子「そうです」 京太郎「因みに義姉さん達のおすすめはあるの?」 健夜「私は…」 健夜「岩手かな…旅行して改めて思ったけど気候もいいし、相談役にトシさんもいるから」 京太郎「…良子義姉さんは?」 良子「私は東京ですね。あそこならいつでも家族団欒できますし…」 京太郎「……」 京太郎(俺はあそこがいいんだけどな) 京太郎(奈良とかもありだと思うんだよな…でも義姉さん達の考えも大事にしないと…) 京太郎「…なら三人で岩手に行こう」 健夜「私は京君についていくだけだよ」 良子「私もです」 霞「……姫様を見捨てるの?」 京太郎「………いつまでも俺に頼らないでください。俺は誰も拒否しなかった。最初に捨てたのは貴方達で今回も結局は貴方達が甘えたからだ」 霞「…なら捨てなかったら貴方は私達と居たと言えるの?」 京太郎「言えますよ。だって俺の初恋は貴女だったんだから霞さん。もう昔の話ですけどね…」 霞「……私達は…私達は…怖かっただけなのよ」ぽたぽた 京太郎「…俺もあの時は怖かったですよ。時はやり直せないんですよ」 霞「……うぅ…」大泣き 夜 2 京太郎「……久達になんて言おうか。転校するで受け入れてくれるんだろうか?衣や東横さんにも言わなくちゃならないし…これもしかして死んだか?」ベッド出ゴロゴロ。 ガチャ… 京太郎「義姉さん?」 霞「違うわ…私よ」 京太郎「……夜這い?」 霞「…いっその事それもありだとは思うのだけれど、今日はあの鬼達に須賀様を抱き枕にして言いって言われたからそれを楽しみに来たの」 京太郎「はっ?」 霞「聞こえなかったのかしら?私は…」 京太郎「いや、俺が霞さんを襲ったらどうするんですか?」 霞「それを元に鹿児島に連れて行くわ」 京太郎「拒否権は?」 霞「あると思って?」 京太郎「…わかりました」 霞「…キングサイズのベッドなのね」 京太郎「ええまあ…これしかなかったらしくて」 霞「どう言う事?」 京太郎「ベッドを買いに行く時に限って俺の都合が合わなくて、義姉さん達が買ってきてくれるんですよ」ワハハ 霞(わざとね…) 京太郎「そんな事よりさっさと寝ましょう。今日は流石に疲れましたから」 バタン…←ベッドにうつ伏せで倒れこむ 霞「そうね…私も疲れたわ」 バサ…←何かが落ちる音がする 京太郎「えっ…?」 霞「さあ、寝ましょうか」 ギィ…ギィ…←ゆっくり歩いてきて 京太郎「あ、あのもしかして服着てないんじゃ…?」 霞「私、寝る前には服を着ない主義なのよ」 京太郎(助けて、義姉さん!) ーーーーーーー 良子「もう…食べれません……zzz」 健夜「…きょー…君…zzz」 薬を仕込まれ、眠る二人であった 霞「…温かいわね」 ギュ…←京太郎を反対から抱きしめ、足を絡める 京太郎(煩悩退散…思考を止めろ、無我の境地に立つんだ俺!) 霞「須賀様…いえ、京太郎。本当に鹿児島には来ないの?」 京太郎「…行きません。岩手に行くと決めましたから」 霞「そう…。ねえ、私って魅力ないのかしら?」 京太郎「えっ?」 霞「だって京太郎は襲ってくれないし…やっぱり胸が大きすぎるのかしら?」口から微かに酒の匂いが漂う 京太郎(…酒盛りしてて義姉さん達に何かを盛ったな。でも霞さんも酔ってるみたいだし…どうしたものか」 霞「聞いてるの?」 京太郎「充分、魅力的ですよ…おれなんかにはもったいない位に」 霞「なら…」 京太郎「勢いで手を出すのはタダの屑じゃないですか」 霞「……」 京太郎「それに…俺は酔ってない時の霞さんに誘われたかった」 霞「……お願いがあるの」 京太郎「なんですか?」 霞「一度、一度だけでいいから義姉さんって呼んでくれないかしら?」 京太郎「…」 霞「おこがましいのは分かってる…でも」ポロポロ 京太郎「……義姉さんは本当に泣き虫だな」 モゾモゾ…←京太郎が上手に動き霞と向かい合う 霞「えっ…」 京太郎「…朝が来たらさっきまでと同じ関係です。だけど今、この時だけは俺、須賀京太郎は石戸霞の義弟です。泣き虫な霞義姉さん」 ギュ…←抱きしめる 霞「…き、きょ、京太郎くん…」ポロポロ 霞「ごめんね…本当にごめんね。護る力も覚悟も無いお姉ちゃんで…グズ…本当にごめんね」 京太郎「許します、全部。今は俺は貴方の義弟なんですから。俺は貴女を赦します」 霞「……zzz」 京太郎「寝たのかな…起こさないようにと」 スッ…霞からそっと離れて 京太郎「…それにしてもエロいよな…ゴクリ…」 京太郎「……なにを考えてるんだ俺は。とりあえず寝よう………zzz」 霞「…残念…今日は危険日真っ只中だったのに」ボソ… 朝 霞「起きてください、須賀様」 京太郎「うん…おはよう…霞義姉……霞さん」 霞「はい、おはようございます」巫女服装備 京太郎「…うぅ…朝ご飯作るから少し待っててください」 霞「それならもうできています。此方がお弁当です」 京太郎「えっ?」 霞「少し台所と食材を借りました。これを一宿一飯の恩返しとさして頂きます」 京太郎「は、はぁ…」 霞「それでは私はこれで……今週一杯まで私達は長野に居ますので気が変わったのであればお呼びください…それでは」 京太郎「……相変わらず万能だな」 京太郎「とりあえず霞さんのご飯を食べるか」 ーーーーーー 良子「わたしとした事がまさか盛られるとは…」 京太郎「あれ、良子義姉さん起きてたの?」 良子「ええ、おはよう。…昨日霞に何かされましたか?」 京太郎「いや、とくになにも。義姉さん達が焚きつけたんだろ?」 良子「…やっぱりそうきましたか。本当に手を出してないんですね?」 京太郎「ああ、俺は義姉さんたちにウソはつかない」 良子「ならいいんです…あと最近、何処かの執事が私達の事を調べてるみたいなんですが心当たりは?」 京太郎「ああ、それは龍門渕のハギヨシさんだよ」 良子「ハギヨシ?」 京太郎「ハギヨシさんは…」 説明中 良子「…害がないならかまいませんね」 京太郎「そうだね…とりあえず霞さんのご飯を食べない?」 良子「そうしますか」 昼 京太郎「お弁当が重箱だった……なんだこれは?それにあれなのか今日、咲達に話さないといけないと考えると胃が…」 京太郎「久しぶりに中庭に行くか」 ーーーーー 咲「あっ、京ちゃん!」 京太郎「うん?なんだ咲一人か?」 咲「うん…優希ちゃんはタコスを買いに学食、原村さんはその合宿が終わってからなんか体調が悪いみたいで」 京太郎「学校にはきてないのか?」 咲「うんうん…学校にはきてるんだけど部室で部長と大事な話があるって」 京太郎「大変そうだな」 咲「…京ちゃんは私に大切な話があるんじゃないの?」 京太郎「なんでそう思う?」 咲「京ちゃんが難しい事を考えてる時、眼が怖くなるから」 京太郎「…幼馴染には勝てないか。今日の放課後麻雀部で大事な話がある」 咲「やっぱりそうなんだ…」 ギュ…京太郎の服のすそを咲が持つ 京太郎「すまない」 咲「まだ内容聞かされてないのに謝らないでよ……でも、今までありがとうね、京ちゃん」 京太郎「ああ、こちらこそな」 咲「じゃあ、今日の放課後だね」 バッ…京太郎から離れる トボトボ…目尻に涙を貯めている。 咲「あれ、おかしいな…悲しくないのに涙がでるよ…なんでだろう京ちゃん」 放課後 京太郎「さて…いきますか」 ーーーーーーーー ガチャ… 京太郎「ちわー…ってあれ、皆居るのか、珍しいな」 久「……ええ、久しぶりね京太郎」 京太郎「…どうかしたんですか?」 久「な、なにが?」 京太郎「何かを隠してますよね?」 久「……聞いたのよ、三尋木プロに」 京太郎「ああ…そうなんですか。咏さんがどこまで知ってて言ったのかわかりませんが都合がいい…俺、須賀京太郎は一週間後に岩手に引っ越す事になりました…今までありがとうございました」 久「えっ?」 京太郎「家の事情で岩手に引っ越す事になりました」 久「な、なにを言ってるの?じ、冗談よね?」 和「そ、そうですよ、何を言ってるんですか?」 優希「笑えない冗談だじぇ」 まこ「そうじゃぞ、いっていい事と悪い事があるぞ」 咲「……」 京太郎「事実です。明日からはここにきません。事情は知ってるんですよね…なら…」薄ら笑い バチん… 咲「……誤魔化したらだめだよ、京ちゃん。逃げたらだめなんだよ。笑って誤魔化して、一人で悪役にならなくていいんだよ。ごめんね、京ちゃん。さっき部長から無理矢理聞いたんだ、京ちゃんの過去」 京太郎「……それで」 咲「…何も知らなかったんだと思ったよ。6歳の頃から一緒に居るのに私は京ちゃんの事を何も知らなかったんだって。だからさ、京ちゃん。麻雀を打とうよ」 京太郎「はっ?」 咲「全力で打とう。打てばわかるよ、私達は麻雀部なんだからさ」ゴゴゴゴ… 京太郎「…いや、それって…」 久「それでいいわ…打ちましょう、京太郎。ごめんだけど今日の私は本気よ」 和「……納得できませんが…私も打ちます。言った言葉には責任を持ってもらいます!」 京太郎「…わかった」 京太郎(…だけど麻雀を打ってもなんの解決にもなってないんじゃないのは気のせいか。) 京太郎「よろしくお願いします…」 咲「よろしくお願いします」 久「よろしく」 和「よろしくお願いします」 咲「私が親だね…本気でいくよ」ゴッ…黒いオーラが出る 久(この牌が来たって事は…ここはこれで行く!) 世界を歪める悪運発動! 咲(……部長…まだいいかな) 京太郎(……先制は困るからな…止めさしてもらう!) 渇望と添い遂げた者発動! 久(…っ!京太郎に邪魔された!) 一同「テンパイ」 京太郎(槍が不調なのはいつもの事だ…焦るな。咲の気配が明らかにやばい。速攻であがる) 咲(京ちゃんのギアがはいった…) 和(……勝つ!) 京太郎「ツモ!2000.3900!」 久(さっきはここで撒かれた…でもこの牌が来たって事は…ここはこれで行く!) 世界を歪める悪運発動! 咲(…部長のあがり、どうにかなるかな) 魔王覚醒…失敗! 咲(う…弾かれた?) 京太郎(やばい、あれは俺にくる!) 渇望と添い遂げた者発動! コトン… 久「ロン!12000…私は強くなったのよ、京太郎?」 和(……この試合は絶対に勝ちます。須賀君には大事な事を教えてもらったのに私はまだ何もしていない。須賀君、これが私の選んだ麻雀です!) 京太郎(……きつい…皆のレベルが急激に上がってる…) 渇望と添い遂げた者発動! コトン… 和「ロン!7700です…あのときみたいにはいきませんよ?」 久(……これ?……ならこっちかな) 世界を歪める悪運発動 京太郎「……っ…まだだ」 零天の若木発動… 久(あれ…?なんで、こっちの牌がきた?) 咲(…いくよ、京ちゃん) 咲「カン…ツモ!嶺上開花…2100.4100」 京太郎(…しんどいけど…楽しいな。最近打ってた麻雀は全部早く終わってこんな緊張感なんてなかったしな。転校の事とかで負い目を感じてたけど…いまは全力で打つ!) 咲(…ああ、京ちゃんが本気だ。この前は和ちゃんに打った槍とは別の槍…真っ白で綺麗だな) コトン… ドス… 咲「えっ?」 咲(これって京ちゃんの…) 京太郎「ロン、四暗刻単騎、32000だ」 京太郎 45200 咲 -2900 久 31000 和 26700 京太郎が勝利しました。 京太郎「ありがとうございました!」 咲「……」 久「……」 和「……」 咲「…やっぱり京ちゃんは強いね」涙目 京太郎「いや、皆強かった。一ヶ月もしてないのにここまで成長するとは思わなかった」 久「誰かさんが岩手に旅行に行ってる間、私達はプロ2人にシゴかれてたのよ、あたりまえじゃない」 和「…須賀君に勝つ為に努力しましたから」 京太郎「すまん…本当なら皆で…」 久「ダメよ。それ以上言ったら。もうできない事を突きつけられたら悲しいじゃない」 京太郎「……」 久「ねえ京太郎、一つ約束をしましょ」 京太郎「約束ですか?」 久「そう約束。私達は全国に行くわ。絶対にね。京太郎も転校した先で全国を目指すでしょ?」 京太郎「ええ、まあ…個人では確実に行きます」 久「なら全国でお互い会いましょう。私の勘が言ってるのよ…京太郎は女の子を連れて全国に来るって」 和(女の子を…)ゴッ… 咲(連れて?)ゴゴゴ… 京太郎「女の子ですか?」 久「ええ、そうよ。私達はそれに勝つ。勝ったら清澄にもどってきなさい」 京太郎「えっ、それって横暴じゃ…」 久「あら、勝てばいいだけでしょ?それとも何かしら京太郎は麻雀に自信がないのかしら?」 京太郎「そんな事は!…あっ」 久「なら決まりね。皆もそれでいいわよね?」 和「はい…勝って須賀君を取り返します」 咲「…私もそれでいいかな。京ちゃんを取り返す」 優希「犬のタコスは絶品だから、私が取り返してやるじぇ」 まこ「…言うとる事はめちゃくちゃじゃが面白そいじゃからの。わしも一枚噛ませてもらうかの」 京太郎「えっ…なんなんだこれは…」 スッ←久が須賀が近づき 久「約束を破った事はこれで勘弁してあげる…でも京太郎の隣に立つのは私だから」小声 京太郎「……えっ?」 久「さあ皆、全国に行く目標が一つ増えたわ。絶対に勝つわよ!」 京太郎以外「「「はい!」」」 夜 京太郎「………やばいな、明日から行かなくていいと考えると凹むな」 カピー「パカパカ(…すまない、主」 京太郎「どうしたんだ、急に?」 カピー「パカパカ(私は知ってたんだ主が転校しなければならない事を」 京太郎「だからあそこまで凹んでたのか?」 カピー「パカパカ(ああ…本当にすまない」 京太郎「許すよ。今回の事は仕方がない。別れは慣れてるからな」 カピー「パカパカ(……主)」 カピー「パカパカ(…また妙なモノを拾ってきてるんだな」 京太郎「…あれ、それってなんか特別なのか?」 カピー「パカパカ(これ単体は意味がないし成長しないといけない。主は本当に面白いな。鏡と勾玉…そうだな次は短剣を拾ってきたら私の力を貸そう」 京太郎「お断りだな」 カピー「パカパカ(そこは喜ぶ所だろう」 京太郎「忘れたと言わせないぞ、三年前に俺が流れ星をみたいっていったときに何が起きたのかを」 カピー「パカパカ(あれは偶々力加減が…」 京太郎「…」 カピー「パカパカ(あ、主なんか嫌いだー」涙目 夜 強制イベント 転校報告 京太郎「…転校報告をしないといけないな。まず誰にするか」 京太郎「東横さんだな…」 ーーーーー 桃子「……それはなんの冗談っすか?」 京太郎「事実だ」 桃子「……なんで態々、電話してきたっすか。メールの方が楽だったはずっす」 京太郎「関わりは大切にするって決めてるから…別れが怖いからって人から逃げたら全部から逃げないといけなくなるから。ごめんな東横さん」 桃子「……馬鹿っす。明後日、昼頃…最初で会った時の場所で待ってるっす」 プツン…プー、プー、 京太郎「……」 京太郎「もしもし、夜遅くに申し訳ありません。須賀ですが…」 ハギヨシ「須賀様ですか、ハギヨシです。衣様に御用ですか?」 京太郎「えっ…はい、そうです。なぜそれを?」 ハギヨシ「昨日の夜から衣様が部屋から出てきません。原因は貴方ですね」 京太郎「……ハギヨシさん…俺は…」 京太郎「…衣と代わってください」 ハギヨシ「わかりました…少しお待ちください」 ーーーーーーー 衣「義兄…さま…ぐす…」 京太郎「衣か。なんで泣いてるんだ?」 衣「夢を…夢を見たんだ…衣がまた一人になる夢を。なあ義兄様…あれは悪鬼の夢だよね…」 京太郎「…衣には龍門渕さんや国広さんがいるだろ?」 衣「…違う、衣が聞きたいのはそれじゃない!」 京太郎「…衣、俺は岩手に転校しなければならなくなった」 衣「嘘だ…」 京太郎「本当だ」 衣「嘘だぁ…なんで…なんで義兄様、衣は何か悪い事したのかな…?」 京太郎「…いやしてない。悪いのは俺なんだ」 衣「嫌いだ…衣を置いて行く義兄様なんか大嫌いだ!!」 バン…プツン…プー、プー 京太郎「…あれやばいな、涙が止まらないぞ」 ーーーーーーー ハギヨシ「衣様、お話があります」 衣「出ていけ…」 ハギヨシ「衣様…」 衣「出ていけー!嫌いだ、皆大嫌いだ!所詮は有象無象の存在だったんだ!それに気を赦した衣が…」 バチん… ハギヨシ「申し訳ありません。罰なら後でうけましょう。ただ、今は衣様は知らなければなりません」 衣「…何を?」 ハギヨシ「須賀京太郎様の過去をです。皆様もです。お嬢様」 ガサ… 透華「……」 一「……」 純「……」 智紀「……」 衣「今更…義兄様の過去がどうしたのだ。義兄様は衣を捨てた…それは変わらない」 ハギヨシ「…それはわたしの話を聞いてから決めてください。須賀様は衣様を見捨てるような下衆ではありません」 透華「話しなさい、ハギヨシ」 ハギヨシ「はっ…須賀京太郎様の過去を語るに当たって知っておいて欲しい事が一つあります。須賀様は四歳の時にご両親を亡くされています」 衣「えっ…義兄様も?」 ハギヨシ「ええ、衣様と同じです。ですがそれよりも酷い事です」 一「どう言う事ですか?」 ハギヨシ「あの方は目の前で両親を殺されたんです」 衣「えっ?」 ハギヨシ「今、須賀様と血の繋がった身内はいません。須賀様は天涯孤独の身の上なのです」 深夜 京太郎「……zzz」 良子「…スリープしてますね」 健夜「でもやっぱり泣いてたみたいだね」 京太郎「…zzz」 良子「…小さい時にもこんな事がありましたね」 健夜「そうだね…あの時もこんな感じだった」 良子「なら私がレフトで健夜義姉さんがライとで…」 健夜「了解」 ゴソゴソ…京太郎の両脇に入り込み ギュ… 良子「大丈夫ですよ、京太郎」 健夜「私達はいなくならないから。」 良子健夜「家族だから…」 ーーーーー カピー「パカパカ(良いところだけは持って行くのは賭博士だからか?」 5月8日 朝 京太郎「……」眼が冷めている 京太郎「起きたらまた義姉さん達が居た…どうなってるんだ」 京太郎「…カピーに相談しよう」 シュ…抜け出す ーーーーーー カピー「パカパカ(爆ぜろリア充」 京太郎「はっ?」 カピー「パカパカ(いやなんでもない。ただ美人の義姉二人に抱きつかれながら寝ていたなどといまどきのアニメでもないシチュエーションを私に相談されても困るだろ」 京太郎「アニメ見てたのか…」 カピー「パカパカ(私にわからない事はないぞ?因みに今やっている魔法少女ものの魔女は魔法少女のなれの果てだ」 京太郎「…流石にそれは嘘だろ。魔女倒す為に魔法少女になるのに本末転倒すぎる」 カピー「パカパカ(夢も希望もないんだ」 京太郎「まじかよ」 カピー「パカパカ(槍の強化か…身の上に合ってない槍を手に入れておいてまだ上を目指すのか?」 京太郎「いやまあ、麻雀は強くなりたいからな」 カピー「パカパカ(…本当に昔と変わらないな。強制力も働いているが最上級強化でいいのか?)」 京太郎「最上級強化ってなんかもったいないからいつものでいい」 カピー「パカパカ(知恵をつけたか」 京太郎「うん?なんか言ったか?」 カピー「パカパカ(主には関係ない事だ) 京太郎「へんなカピーだな」 昼 強制イベント 龍門渕からの招待 ♪ 京太郎「もしもし?」 ハギヨシ「もしもし、ハギヨシですが須賀様の携帯よろしいでしょうか?」 京太郎「そうですけど、どうかしましたか?」 ハギヨシ「初めに謝っておきます。須賀様の過去を衣お嬢様に話しました。もうしわけございません」 京太郎「…そうですか。仕方ない事ですよ。それだけなら切ってもいいですか?」 ハギヨシ「いえ、まだ要件が残っています」 京太郎「要件?」 ハギヨシ「今日の夕方、お迎えにあがりますので龍門渕家にいらっしゃってください。衣様もそれをお望みです」 京太郎「……因みに…」 ハギヨシ「ありません」 京太郎「わかりました…素直にまっていますよ」 ハギヨシ「ありがとうございます」 昼1 京太郎「出かけたら絶対に何かが起きる気がするから家で何かしておこう」 京太郎「一人でいるとめげそうだからカピーと話そう」 ーーーーーー カピー「パカパカ(出来損ないのギャルゲーの主人公みたいに一日二回も私の所に来るな」 京太郎「ご、ごめん」 カピー「パカパカ(それでどうかしたのか?なんだまた私を働かせるのか?)」 京太郎「そ、そんなつもりじゃなくて…そのなんだ…一人で居るとめげそうになるから」 カピー「パカパカ(…一人ぼっちは寂しいもんな…とか言うわけないだろ。寂しいならメールでもなんなりして構ってもらえ」 京太郎「……」 トボトボ…←哀愁漂う背中 カピー「パカパカ(わかった、わかったから…全く、私の主は私がいなければ何もできないのか」 京太郎「カピー!」 ギュ カピー「パカパカ(…たまには悪くないか」 カピー「パカパカ(能力強化か…それで何を強化するんだ?」 京太郎「若木の強化かな…なんかあれは俺にとって大切なモノの気がするんだ」 カピー「パカパカ(…成長ではなく強化だぞ?」 京太郎「…あれ、強化したらまずいのか?」 カピー「パカパカ(今、主の中にある若木は実に珍しく貴重なモノだ。私でもそうおめにかかれるシロモノじゃない」 京太郎「つまり?」 カピー「パカパカ(何を強化すればいいのかわからない」 京太郎「……なら丈夫にしてくれ」 カピー「パカパカ(丈夫?」 京太郎「そう無事に成長するようにしてくれ」 カピー「パカパカ(…わかった」 夕方 ハギヨシ「お迎えにあがりました」ヒゲ眼鏡装備 京太郎「…なぜヒゲ眼鏡?」 ハギヨシ「お嬢様がお与えになった罰でございます」 京太郎「そ、そうなんですか」 ーーーーーーーー 車内 京太郎「衣の様子はどうですか?」 ハギヨシ「昨日よりはマシになりました。それに目的ができたみたいなので覇気もありまし」 京太郎「目的ですか?」 ハギヨシ「はい、目的です」 京太郎「因みに内容は?」 ハギヨシ「着いてからのお楽しみという事で。ただ須賀様の運命を握っている事だけは確かです」 京太郎「マジですか…」 衣「待っていたぞ…義兄…京太郎」 京太郎「…殺気立ってるな」 衣「衣は京太郎に麻雀で決闘を挑む。京太郎が勝ったら衣は京太郎のいう事をなんでもきこう…だが、衣が勝ったら京太郎には龍門渕に住んでもらう!」ゴッ… 京太郎「はっ?」 衣「京太郎には衣と家族になってもらう」 京太郎「……どうしてそうなった?」 衣「衣は京太郎の過去を知った。それに対して同情などはしない。だが衣は思ったのだ…京太郎も家族になり得ると。血は何よりも濃いと有象無象は吐き捨てるが、衣はそんな事は思わない。衣は京太郎が欲しいのだ…」 京太郎「…実に魅力的だが俺には義姉さんが二人もいるからな衣のそれは認められない」 衣「構わんよ…衣が京太郎に勝ち認めさせるだけだ」 京太郎(なんでこう俺の周りは麻雀で全てが決まるんだろうか…) 衣「親決めだな」 一「僕が親だね…」 一(須賀君に勝てば一緒に暮らせる…勝つんだ!) 京太郎「…本気でいかしてもらいます」ゴゴゴッ… 衣「衣最初から全力だ」ゴゴゴゴ… 透華(……ッ!) 一「ヒッ!」 京太郎(…失敗した。呪われてんのかな?だけど、安手でもアガリに行く) 透華(…これで) コトん… 京太郎「ロン、2000」 透華「はいですわ…」 透華(この圧力はなんですの!) 一(僕は逃げない!) ブレイブハート発動! 衣(勝つ…絶対に勝つ) 京太郎(あれはやばい…止めれない) 衣「ツモ!4000.8000!」 透華「……」 京太郎(……できた。撃ち抜くのは衣だな。この前と違って圧倒的に場を支配してるからな…) コトン… 衣(義兄様の手牌から凶悪な気配…倍満…いや役満か。……逃げない、衣は義兄様からは逃げない!) 衣「通らば立直だ!」京太郎を直視して コトン………ザシュ…←真紅の槍が衣を打ち抜く。 京太郎「それは通らないな…ロン、大三元…32000だ」 衣「…っ!」 透華(……冷たい…この感覚に身を任せて…は……!) 絶対零度発動! 衣(強い…やはり義兄様は衣より…でも衣は負けられない!) 京太郎(……止めるか) 渇望と添い遂げた者発動! 衣「ツモ!1000.2000!」 京太郎(……っ!弾かれた?新しくなってからなんか使いにくいな…) 一(今の槍は何…)ガタガタ… 衣(……っ!) 透華(……アタタカイ?) 京太郎「ツモ!4000、8000!」 衣(……これで…四暗刻聴牌。次の親番で義兄様を抜く) 京太郎(……) 渇望と添い遂げた者発動! 衣(このツモで……えっ…あれ?) 京太郎(また失敗か……だが高めで倍満…跳満確定だからこれを当てて俺の勝ちだ!) 一(一回も上がれない…でも僕にだって意地がある!) 手品師の因果発動! 京太郎(…消された?あれ…なんでだ?) 京太郎(……またか…カピーに相談するかな。まあ槍ができようができまいが俺が勝つ!) 衣(…あの神々しい槍が空虚に見える…器があるのに中身がないのか?) 透華(………?) 京太郎「ツモ、清老頭、8000.16000!」 京太郎 103500 衣 -4500 透華 1500 一 -500 京太郎が勝利しました。 京太郎「…ありがとうございました」 衣「ありがとう…グス…ございました…グス…」泣きかけ 一「ありがとうございました」 透華「……」 京太郎(き、気まずい…) 衣「き、京太郎は…衣とは居て…くれないのか…グス…?」 京太郎「ああ…俺は岩手に行かなきゃいけないからな」 一「それにしても急すぎるよ…」 透華「……」うなずく 京太郎「いやまあ、それもそうなんだけど…」 衣「やっと、やっとできた義兄様なんだぞ、京太郎は!」 京太郎「ごめんな、衣」 衣「謝るな!謝らないでよ…謝られたら…誰に衣はこの…怒りを…ぶつければ…うわぁぁぁん」大泣き スッ…←京太郎が席を立ち、衣に近づく ギュッ…衣を抱きしめる 京太郎「……」何も言わず 衣「うわぁぁぁん…」泣き続ける 一(…衣が羨ましいな…あれ、なんで僕こんな事考えて…) 透華(…………) ーーーーーー ハギヨシ「それで衣様は泣きつかれて眠ってしまったのですね」 京太郎「ええまあ…がっちり俺の服を掴んで寝てしまって」 ぎゅ…衣をおんぶしていて ハギヨシ「…しかたありませんね。今日は須賀様はご宿泊なさるのですね」満面の笑み 京太郎「えっ?」 ハギヨシ「それとも衣様をお持ち帰りするおつもりでしたか?」 京太郎(は、嵌められた!) 衣「すぅ…すぅ…zzz」 深夜 京太郎「……衣が離れない…てか服の着脱に成功してるはずなのになんで俺の服を握てるんだ?」 衣「…すぅ…zzz」 ギィィ…←ドアが開く 京太郎「えっ…」 透華「………」 京太郎「龍門渕さん?」 ふら?…バタ…モゾモゾ…←透華がベッドに近づき、倒れこみ、衣と逆の方の京太郎の腕に抱きつく 京太郎「…冷た…!り、龍門渕さん!?」 透華「…アタタカイ…」 京太郎「えっ?…トランス状態?」 透華「…サムイノ…」目に感情が無い 京太郎「……衣と同じか…いやコッチの方が…」 ギュ… 透華「……サムイ」 京太郎「………こっちの方が暖かいですよ」 サッ…ギュッ…←うでを素早く動かし透華を抱き寄せる 透華「……っ…zzz」 京太郎「…モテ期なのかもしかて?人生に三回しかこない?初めてのモテ期か?」 衣「……にぃ…さま……zz」 早朝 ??「……っ…」目を覚ます 衣「…義兄さま?、それに…透華も?…衣も…そっちがいい…」 モゾモゾ…←京太郎と透華の間に入る 衣「…うん…悪くない…zzz」 ーーーーーーー 京太郎「…っ…、よし、目が覚めた」首を動かし状況を把握 京太郎「…とりあえずパニックになる前に…」 ハギヨシ「逃げるのですか?」 京太郎「いやこれは戦略的撤退…えっ?」 ハギヨシ「おはようございます」 京太郎「は、ハギヨシさん…」真っ青 ハギヨシ「大丈夫ですよ、貴方がお嬢様が抱き寄せた意外なにもしてない事は解っていますので」 京太郎「……はぁ…」 ハギヨシ「要件は別です。これをお納めください」 スッ…←封筒を渡される 京太郎「これは?」 ハギヨシ「今回の件と私個人のお礼とお詫びです。中身は旅行券…たまには一人旅も必要なるでしょ?」 京太郎「……ありがたくもらっておきます」 ハギヨシ「それでは…服はそこの机の上にありますので」 朝 一「あれ、須賀君もう帰るの?」袖の長いワンピースを着ている 京太郎「ええまあ、昼から友人と約束があって…あまり長いができないんですよ」 一「そ、そうなんだ…ね、ねぇ須賀君…こ、この…ふ……衣の事ありがとうね」 京太郎「えっ?」 一「衣にとって一番正しい選択をしてくれた事だよ」 京太郎「…俺は自分のワガママを通しただけですよ」 一「それでもだよ。僕達にはできない事だったからね…本当にありがとう」 京太郎「どういたしまして…では、俺はそろそろ…」 一「あっ、うん、ごめんね、引き止めたりして」 京太郎「いや別に構いませんよ、俺も久しぶりに国広さんと話せて良かった。あと、そのワンピースもよく似合ってますよ」 一「あ、ありがとう…」カァァ… 京太郎「それでは、またいつか」 一「うんまたね!」 昼 京太郎「……ここでいいのだろうか」道のど真ん中に立っている 桃子「………」←ステルス全開で物陰から京太郎を見ている 京太郎「…初めて会ったのここなんだけどな」 チャリン…←何かが落ちる音 京太郎「うん…」音のする方を向く トテトテ…←鍵を落としたまま至福のいつもより影の薄いモモが歩いて行く 京太郎「……そういうことか」 バッ…鍵を拾い、走ってモモを追いかける 桃子(……やっぱり見えるんっすね) ーーーーーーー 公園 桃子「今日は京太郎に一言だけいう事にしたっす」 京太郎「ああ」 桃子「わたし、東横桃子は須賀京太郎が……」 京太郎(……嫌いって言われるんだろうな) 桃子「大好きっす」 京太郎「そうだよな、大好…えっ?」 桃子「もう一回言った方がいいっすか?私は京太郎が…」 京太郎「いい、恥ずかしいからやめてくれ!」カアァ 桃子「照れてるっすか、京太郎?」カァァ… 京太郎「と、東横さんだって顔が赤いぞ!」カァァ 桃子「そ、そんなことないっすよ」真っ赤 桃子「……」 京太郎「……」 桃子「…私は本気っすよ」 京太郎「…理由を聞いていいかな?」 桃子「私が見えて優しくて家事万能で…何より私が見える。駄目な理由がないっすよ」 京太郎「…俺は岩手に行くんだぞ?」 桃子「かまわないっす。言っておかないと後悔するような気がしたんっすよ」 京太郎「……そうかなら俺も言わないとな」 京太郎「ごめんなさい。俺は東横さんの気持ちに応えられない」 桃子「理由を聞いていいっすか?」 京太郎「…一番の理由は東横さんに俺は話さないといけない事を話してないから。二番目の理由は俺は岩手に行くから」 桃子「一番目の理由はわかるっすけど二番目は納得いかないっすよ?」 京太郎「…だって寂しいだろ。たまにしか会えなくてメールとか嫌じゃないか」 桃子「えっ?」 京太郎「だから…」 桃子「いやいいっす…京太郎の恋愛感が中学で止まってる事がよくわかったす」 京太郎「ね、年齢=彼女居ない歴とか言うな!」 桃子「はいはい…今日は最後の思い出を作りに行くっすよ」 京太郎「思い出?」 桃子「そう…」 桃子「……と言っても膝枕なんっすけどね」 京太郎「膝枕?」 桃子「ほら、行くっすよ」 ギュ…手を握り 京太郎「ち、ちょっ!」 桃子「すぐそこっすからはやく!」 ーーーー 桃子「一度はやってみたかったんすよ」木陰のベンチに寄りかかっている 京太郎「そうなんですか?」桃子の膝にあたまを置いて桃子を見上げている 桃子「そうっすよ。人並みの恋愛なんてできないって思ってたからっすね」 京太郎「……」 桃子「だから京太郎に出逢えた事は感謝っす」 京太郎「……」 桃子「…なんで謝らないっすか?」 京太郎「いや、なんか謝ったらいけない気がしたから」 桃子「やっぱり京太郎は変わってるっすよ」 京太郎「よく言われるよ」 数分後 京太郎「……zzz 」 桃子「本当に寝るとは…恐るべきっすね、膝まくら…」 桃子行動安価&能力判定 桃子「本当にありがとうっすよ」 チュ… 桃子「あー…離れたくないっす。せっかく私の事が見えてかつ万能人間なのに。神様は優しくないっすよ」 桃子「でもまあ…京太郎が岩手に言ってもなんとなく会える気がするからいいんすけどね」 夜 京太郎「……東横…いや、モモには悪い事をしたな。あんな立派なおもちを持ってて俺に好きって言ってくれる子なんてもういないんだろうな…はぁ…」 カピー「パカパカ(なんだまだ刺されてなかったのか?」 京太郎「なんで俺が刺されるんだよ!」 カピー「パカパカ(女には刺されないけどな世の中の男の大半が主を恨んでるぞ」 京太郎「そんなことあるかよ」 カピー「パカパカ(知らぬが仏だ…美少女、美幼女、美女からもてたら嫉妬されるだろうて。今日はどうする?」 カピー「パカパカ(いつもいつもどこからこんな物騒な物を拾ってくるんだ」 京太郎「パカパカ(いやまあ、落ちてたから仕方ない)」 カピー「パカパカ(仕方ないね……まあ、とりあえず説明はしておく。こっちの柄は……とりあえず刀身を手に入れてこい。話はそれからだ。御守りに関しては一度だけ判定をなかった事にしてくれるぞ。強化された儀水鏡の劣化だな」 京太郎「なあカピー、前から剣や刀身を拾ってこいって言うけどそれって落ちてたらダメなやつだろ」 カピー「パカパカ(いまさらつまらない事を気にするな。儀礼品が落ちてる時点で言いっこなしだ」 京太郎「……それもそうなんだが」 木曜日 朝 京太郎「……昨日までが激動すぎて学校に行かなくて良い事実を忘れていた」 京太郎「最近なんかずっとカピーと話してる気がする」 カピー「パカパカ(ならくるなよ、私も忙しいんだ。京都の狸の所にも行かないと行けないしな」 京太郎「…どうやっていくんだ?」 カピー「パカパカ(きいていいのか?」 京太郎「結構です」 カピー「パカパカ(…なあ主、現代にまだ天神ていたのか?」 京太郎「なんだそれ?俺に難しい事を聞かないでくれよ」 カピー「パカパカ(そうだな…とりあえず主の槍を強化しようと思うんだが…」 京太郎「どうかしたのか?」 カピー「パカパカ(ぶっちゃけると強化で伸びる幅があまりない。成長させようにも器も欠片も足りない…今回は性能だけだな。」 京太郎「性能か…なら…」 京太郎「ならもっと使いやすくしてくれ」 カピー「パカパカ(デメリットをなくせばよかっただろ?」 京太郎「いやだって使いやすくなったらデメリットも下がるからな」 カピー「パカパカ(…ああ、新しくなってから槍の性能を見ずに強化の依頼にきたな。まあいい、今回は使いやすくだな。」 京太郎「ああ、それで頼む」 カピー「パカパカ(任された」 昼1 京太郎「…カピーも出かけたしどうしたものか」 デパートの帰り道 チンピラ「おい姉ちゃん、いいじゃねえか!」 美穂子「結構です、用事がありますので」 京太郎「……あれって福路さん?」 チンピラ「…下手に出てたらつけやがりやがって!黙ってついてこればいいんだよ!」拳を振り上げる 美穂子「ひっ…!」 バシ…腕が掴まれる。 京太郎「あの、俺の彼女になにしてるんすか?」 チンピラ「はっ?」 京太郎「だから俺の彼女になにをしようとしたんだ?」 ギリ…掴んでいる力で音がなる チンピラ「お、お前はなんなんだ!俺が何をしたっていうんだ!」 京太郎「……黙れクズ」 スッ…腕を離し チンピラ「お、覚えてろよ!」 ダダダタ…走り去っていく。 京太郎「あの、大丈夫ですか?」 美穂子「えっ、…あっ、須賀君?」カァァ… 京太郎「ええ、須賀京太郎ですよ」 ーーーーーーーーー 公園 美穂子「さっきはありがとうございました」ペコリ 京太郎「知り合いが困ってたらた当たり前ですよ」ワハハ 美穂子「この前も助けてもらったのに…」 京太郎「美人を助けるのは男の義務っすから」 美穂子「うぅ…」真っ赤になる 京太郎「そういえばお昼って食べましたか?さっきまでデパートで買い物してて昼食にサンドイッチ買ったんですよ、よかったらどうですか?」 美穂子「あ、ありがとうございます」 京太郎(……なんでだ、ものすごく気まずい) 美穂子(な、何を喋れば…)わたふた 京太郎「あ、あの、福路さんは今日は学校なかったんですか?」 美穂子「えっ?あ、私はちょっと用事があって今日は行かなかったの。そういう須賀君は?」 京太郎「俺はその…もうすぐ岩手に引っ越す事になったんで高校に行かなくてもいいんですんよ」僅かに寂しそうで 美穂子(転校が嫌なのね…だけどそれを人に言えない…いや、言わない。人に迷惑をかけたら駄目だって思ってる) 京太郎「だから今日もデパートで時間を潰してたんですよ」ワハハ 美穂子「無理しなくていいのよ」 京太郎「えっ?」 美穂子「まだ二回しかあった事がない私が言っても駄目かもしれないけど…わたしの前で頑張らななくてもいいのよ」 京太郎「な、何を…」 美穂子「須賀君がとても辛そうにしていてソレを隠すのに必死な様に私は見える」 京太郎「そ、そんな事は…」 美穂子「辛いなら辛いって言ってもいい。我慢なんてしなくでいいのよ」 ギュ…←美穂子が優しく京太郎を抱きしめる。 美穂子「…私は貴方を“迷惑”なんて思わないわ」 京太郎「………駄目ですよ、福路さん。俺勘違いしますよ?甘えてもいいんだって」 美穂子「甘えてもいいの…貴方は私を二回も助けてくれたんだから…」 京太郎「…俺、ろくでもないですよ?図々しいですよ?」 美穂子「私は控えめだから須賀君が図々しいくらいでちょうどいいかも。私は貴方を嫌わないから」 ドクン… 京太郎「…すいません、泣きます…泣き止んだらさっきみたいに戻るんで…泣かしてください」 ギュ… 美穂子「…一人じゃないからね…」 ドクン…ドクン… 京太郎「っ!…ありがとう…ございます」ボロ泣き 京太郎「すいません、濡らしてしまって…」目が真っ赤 美穂子「別に気にしてないわ…それより少しは楽になれた?」 京太郎「ええ、だいぶ楽に慣れました」 美穂子「それなら良かった」ニコ… 京太郎「あっ…うぅ…」カァァ 美穂子「これでやっと半分ね」 京太郎「えっ?」 美穂子「この間、私の眼をきれいって言ってくれた…さっきは暴漢から助けてくれた。私は二回救われた」 京太郎「そ、そんな大層な…」 美穂子「須賀君がなんて言おうと私は救われたの。だから私は貴方を助けたいし…何より私自身が貴方のチカラになりたい」カァァ… 京太郎「あ、ありがとうございます…」カァァ… 昼2 京太郎「……家に帰るのもありかもしれない」 京太郎「…帰るか…」 ーーーーーー 京太郎「…あれ…あれは…」 小蒔「ここであってますよね…はっちゃんに地図を書いてもらったとおりにきたはず…」. 京太郎「…姫様?」 小蒔「き、京太郎さま?」フルフル… バッ…ギュ! 京太郎「えっ…」 小蒔「会いたかった…本当に会いたかった」ポロポロ 京太郎「どうしたんですか!こんな所にきて…」 小蒔「京太郎様に決闘を申し込みます!!」ポロポロ 京太郎「はっ?」 小蒔「…勝ったら私のいう事を聞いてもらいます!」 家 京太郎「粗茶ですが…」 小蒔「あ、ありがとうございます…そ、それで私と戦ってくれますか?」 京太郎「あの戦わないといけない理由は?」 小蒔「京太郎様が鹿児島に来ないからです!」 京太郎「えっ?」 小蒔「私は楽しみにしてたんですよ!約束が護れるって思ったのに岩手に行くって…そしたらはっちゃんが麻雀で勝てばいいって教えてくれたから…」 京太郎「わざわざきたと…でも二人じゃ打てないんですけど」 小蒔「それなら大丈夫です!京太郎様が許可したらこのボタンを押せば…」 ポチ… 京太郎「押してしまいましたね…」 小蒔「そ、そうですね」 ピンポーン 京太郎「はーい…ああ、春さん、姫様なら中にいますよ」 春「違う…今日は援軍」 京太郎「つまり、麻雀の援軍ですか?」 春「……」頷く 京太郎「……家に高級な黒糖があるんですが退いてはくれませんか?」 春「………できない」 京太郎(今、すごく悩んだな) ーーーーーー 小蒔「あれ…はっちゃんも一緒にくるはずじゃ…」 春「尊い犠牲だった…」 京太郎(捕まったんだな…) 小蒔「でも三人だと力の制御が……」 京太郎「なら俺もスケットを呼びますよ。ちょうど上で寝てるだろうし」 春「それはだ…」 小蒔「それで四人になりますね!」 ピンポーン… 京太郎「あれ…また誰か来た」 小蒔「…この感じ…まさか!」 春(……) バタバタ… 京太郎「はーい!どなたですか?」 ガチャ… 霞「うちの姫さまが迷惑をかけてはいませんか?」 初美「うーーー!」猿轡をかまされている 京太郎「ええまあ、中にいますけど」 霞「そうですか…少しお邪魔しますね」 初美「うーーー」 ズルズル…霞が初美を引っ張って行く 霞「姫様…お覚悟はいいですか?」 小蒔「あぅ…なんでここが!」 霞「初美ちゃんが喋ってくれたわ…全く、久々に私は怒ってるのよ?」ゴゴゴゴ… 京太郎(…霞さんの後ろに何か危ないモノが見えるぞ) サッ…春が京太郎の後ろに隠れる 京太郎「春さん?」 春「撤退…あれは無理」 霞「だいたい姫様は…!」 小蒔「うぅ……」涙目 霞「それで須賀様はどうするんですか?」 京太郎「どうするとは?」 霞「姫様の決闘をうけるのか受けないかの話です」 京太郎「……」 京太郎「受けますよ。負けたら俺の貞操でもなんでも差し上げるつもりですし…」 霞「それは本当ね?」 京太郎「ええまあ、嘘はいいませんよ」 霞「姫様、絶対に勝ちますよ!」 小蒔「は、はい!」 京太郎「あっ、でも義姉さん達のどっちかを呼んできますね」 霞「…それはどうしてかしら?」 京太郎「いやだってこのメンバーで打って万に一つでも俺が一位になれなかったら命令を聞かないといけないでしょ?」 霞「勝つ自信がないの?」 京太郎「安っぽい挑発ですね。流石に貞操を賭けると言ってやる気を出した霞さん相手には石橋を叩いて渡りますよ」 霞「賢明な判断ねでも私がソレを認めると?」 京太郎「……」 京太郎「そっちがその気なら俺にだって考えがある」 霞「どんな考えかしら?」 初美「諦めも肝心ですよー」猿轡を春が外した 小蒔「あうあう…」どっちに味方をすればいいかわからず 春「美味しい…」黒糖を発見し食べている。 京太郎「確かにこのままじゃ健夜義姉さんも良子義姉さんも呼べない…最終手段を使うしかない」 霞「……」 京太郎「すぅ……助けてくだはい、霞義姉さん」 霞「なっ!」ジュッ… 初美「そうきましたか!」 春「……」ポリポリ 小蒔「…?」 霞「わ、私は…」混乱中 初美「……姫様、ここは撤退ですよー」小声 小蒔「えっ、やっと京太郎様と…」 初美「霞ちゃんに貸しを作ってた方が後々に良い事があります…例えばお菓子が高級品になったり…」 小蒔「し、仕方ないですね…今回は諦めます!」 春(……この良子義姉専用黒糖……京太郎の手作り……貰って行こう) 三人撤退 霞「…し、仕方ないです、こ、今回だけはわ、私が助けてあげます」カァァ 京太郎(な、なんだこの可愛い存在は!) 京太郎「でも皆さん帰りましたよ?」 霞「えっ…?」辺りを見回す 京太郎「……お茶でも飲みますか、霞義姉さん?」 霞「…う、うん…」カァァ 京太郎「一応、玉露なんですけどお口に合うかどうか…」 コトん 霞「あ、ありがとう」真っ赤 京太郎「…この間はまともに見送れずにすいませんでした」 霞「あ、あれは私が早すぎただけで京太郎君はなにも…」 京太郎「…それでもですよ。大切な人は見送りたいじゃないですか」 霞「あぅ…」カァァ 京太郎「それで姫様はどうして俺の所に?」 霞「初美ちゃんがけしかけたみたいで…なんだかんだであの二人が一番楽しみにしてたから」 京太郎「……そうですか」 霞「ええ…でも今日、会えただけで満足したみたいよ」 京太郎「えっ?」 霞「結局の所、私を含めた六女仙や姫様は京太郎君に会いたいだけだったから…」カァァ 京太郎「…俺は…」 霞「知ってるわ。貴方を受け入れたのは私達じゃない…だから私達は貴方に受け入れられる努力をする事にした」 京太郎「……」 霞「貴方は私を赦すと言ってくれたけど…私はそれじゃあ納得ができない。私や他の皆は貴方に求めて欲しいのよ」 京太郎「…それは…」 霞「今は無理かもしれない。でもね、私達六女仙や姫様はとくにそう…貴方にオンナとして求めてもらいたいのよ」 京太郎「…血ですか?」 霞「…それもある。それ以上に今の貴方は私達や一部の人からしたら何に変えても蠱惑的なのよ」 京太郎「今のですか…」 霞「……」 京太郎「黙秘。本当に霞義姉さんは自分を傷付けて人を護ろうとする」 霞「私はそんな…」 京太郎「知ってましたよ。八歳のあの時に鹿児島で泣きながら俺を護ろうとした事」 霞「なんでそれを…」 京太郎「見てましたから。襖の裏で」 霞「あの時の物音は貴方だったの…」 京太郎「四日前…いや、もう二度と言わないと思ってた事を今、言います。ごめんね、霞ちゃん…あの時の俺がもう少し、もう少しだけ強かったらあの時に泣かなくて良かったのに…また遊ぶって約束したのに護れなくてごめんね」 霞「っ…!」 京太郎「本当に嬉しかった…義姉さん達以外に必要にされてたんだって。だから二人の時は普通でいいんだ…家の重荷も過去の柵もなんにもないんだ…だからさ、また俺と…」 京太郎「友達になってください」 霞「……」下を向いているが涙がポタポタと落ちている 京太郎「……」 霞「きょ…京太郎なんて…嫌いよ…私がどれだけ苦しかったか…心を凍らせて今まで頑張ってきたのに…そんな事言われたら…私」大泣き 京太郎「……」 そっと立ち上がる 霞「貴方に…甘えたくなるじゃない」 ギュ… 抱きしめて 京太郎「甘えてもいいだろ…友人なんだから」 霞「うわあぁぁぁぁぁぁん」しがみついて泣く。 夕方 京太郎「霞を送っていくといったら真っ赤になって断られた…」 買い出し 京太郎「ハッシュドポテトは手作りよりも冷凍の方が美味しいんだよな…」品物を見ている 佳織「あ、あの人は…」 京太郎「義姉さん達はへんに食事に気をつける時があるからな…やっぱり一から作るか」 佳織「あ、あの!」 京太郎「はい?」 佳織「この前はありがとうございました!」頭を下げる 京太郎「…ああ、この間の人ですか。その節はどうも。あれから大丈夫でした?」 佳織「は、はい!智美ちゃん…えっと、幼馴染が一緒に帰ってくれるので大丈夫です」 京太郎「それならよかった……えーと…自己紹介してなかったよね?俺は須賀京太郎って言います」 佳織「妹尾佳織っていいます!」 京太郎「妹尾さんって麻雀を打つんですか?その袋に入ってる本って初心者用の麻雀の本ですよね?」 佳織「えっと…まだまだ初心者だけど一応、高校で麻雀部です。須賀君も麻雀打つんですか?」 京太郎「ええまあ、そこそこ打ちますよ」 佳織「そうなんだ…私もネット麻雀とかで頑張ってるだけど勝てなくて」 京太郎「ネット麻雀やってるんですか。俺も京って名前でやってますよ」ワハハ 佳織「えっ?」 京太郎「えっ?どうかしました?」 佳織「須賀君ってあの京さんなの?」 京太郎「どの京さんかはわかりませんがたぶんその京さんです」 佳織「…わ、私に麻雀を教えてください!」 京太郎「…とりあえず場所を移しませんか?一応ここ、スーパーですし」 佳織「えっ、あっ、はい!」 ーーーーーーー 公園 京太郎「先に言っておくと俺はもうすぐ岩手に引っ越すから妹尾さんに麻雀は教えれないんだ…」 佳織「そうなんですか」ショボーン 京太郎「でも妹尾さんの助けになる物はあげれますよ」 佳織「助けになる物?」 京太郎「そう、たぶんそれを手に入れてきちんと使ったら麻雀力は上がります」 佳織「そ、それはなんですか?」 京太郎「俺の義…げぶん、小鍛冶健夜プロが書いた本です」 佳織「本?」 京太郎「大丈夫、あの本はそこらへんの出来損ないの本とは違います。ただ書いてる事を読めば大丈夫です」 佳織「そ、そうなんですか!」キラキラ 京太郎「ええ、俺のお古しか見たことはないですがあの本のおかげで俺は強くなれました!」 佳織「そんなに凄い本を貰って大丈夫なんですか?」 京太郎「妹尾さんが強くなれるなりそれでいいですよ」 佳織「あっ、ありがとう…」カァァ 京太郎「俺の家はすぐそこですが…どうしますか?後日、渡してもいいですけど」 佳織「……」 佳織「ごめんなさい、私もう帰らないといけなくて…今週一杯忙しいし…、そうだ!ちょっと待ってね」 カキカキ…ビリ 佳織「これ私のメルアドと住所です!良かったらここに本を送って下さい!それとは別にメールもしてくれると嬉しいかな…それじゃぁ!」 京太郎「……あの人は強くなる気がする。牌に愛されてるとか以前に幸運に愛されてるような…そんな気がする」 夜 京太郎「…今日も激動の一日だった」 カピー「パカパカ(今日一日で二人落としたのか……最早弁明の余地はないな」 京太郎「えっ、俺は誰も落としてないぞ?」 カピー「パカパカ(…本当にたちがわるいな」 カピー「パカパカ(…この短期間でまた成長させれるほどにしたのか。もはやその成長力に脱帽する。若木が木になるか…実ができたら大切にしろ。その実は絆の証であり新たな力を生むからな」 京太郎「中二病になってしまったのかカピー…」 カピー「パカパカ(違うわ!」 ♪~ 京太郎「あれ誰かからメールが着てる」 From 原村和 明日のお昼頃によければでかけませんか? 京太郎「和からの誘いのメールか…どうしたものか」 京太郎「折角誘って貰ったんだし行くか。とりあえず返信してっと…」 ♪~ From 原村和 よかった、それなら明日の昼前に駅前で会いましょう。 京太郎「了解っと…さて寝るか」 ーーーーーー 和「明日はどれを着ていけば…京太郎君が褒めてくれるかな…」カァァ…